日本最北端の獣医師ブログ!
獣医学科の受験情報

【獣医師が語る!】獣医学科受験に落ちてしまう人の特徴とは??

皆さんこんにちは!

最北端獣医師のノスケと申します。僕は現在獣医師2年目として働いているかたわらで、日々獣医師のあらゆることについて情報発信をしています。

 

さて、現在獣医学科をめざして日々努力をしていることと思いますが、やはり獣医学科受験というのは厳しい戦いになります。

 

 

国公立獣医学科なら5倍、私立獣医学科ならば10倍もの競争率になる世界。
そう簡単には受からないものです。

 

 

ですが、実際のところ、獣医学科受験が難関である大きな理由として、

・あんまり獣医学科受験の情報がない
・そもそも目指す人が少ないから、参考に出来る先輩も体験記も少ない
・何をしたらいいのかよくわからない

 

などが挙げられます。

結局どうしていいか分からないまま受験を迎え、あえなく不合格。

いわゆる記念受験になってしまう人が沢山います。

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その歴史が繰り返されて、獣医学科受験の合格者は、浪人生が多くなってしまいます。

 

それでも合格出来ればいいのですが、気持ちの面だったり家庭の事情で、諦めてしまう人がたくさんいるのもまた事実…

 

 

だから僕は自分のこれまでの体験(現役時代の失敗、浪人生活の苦労など)を発信しています。

 

そして今回の記事のテーマはズバリ!

”獣医学科に不合格になってしまう人に共通する特徴!”

です。

これをしてしまうと、多数派の不合格側に確実に回ってしまう可能性が高くなってしまいます!

 

 

この記事を読むことで、自分が知らず知らずのうちに不合格側に回ってしまっていないかをチェックしてみてください!

 

 

そしてこれは過去の僕がやらかしてしまった歴史でもあります。
これは何年も繰り返されてきた歴史です(笑)

 

のすけ
のすけ
愚者は経験に学び 賢者は歴史に学ぶ。ということで、多くの人が繰り返してきた間違った歴史から学ぶことにしよう!!

 

ではいきましょう!!


 

獣医学科受験で失敗してしまう人の特徴!

①合否を分ける重要科目を勘違いしている

のすけ
のすけ
このブログを読んでくれている人は知っていると思うけど、獣医学科受験で合否を分ける科目は何だと思う?

 

やっぱり将来たくさん使うことになる”生物や化学”でしょうか?

それとも”英語”?国公立大学では必須の”国語”でしょうか?

 

 

確かにこれらは重要であることには変わりありません。でも、最終的に多くの受験生が苦しみ、そして合否を分けるポイントとなる科目は”数学”です!

 

 

不思議なことに、獣医学科を受験する人のほとんどは、数学を苦手としています。
10人いたら、8~9人は苦手意識を持っています。これは誇張ではありません。

 

 

獣医学科で求められるレベルは、医学部や理工学部のようなバリバリの数学ほどはありません。むしろ、ほとんどの大学で数学はⅡBまでなので、理系の中ではイージーとさえ言えるかもしれません。

 

にもかかわらず、数学が苦手なまま受験を迎える人が多いのです。

 

 

その大きな理由は2つあると思っていて、

①数学がもともと苦手な人が多い科目で、獣医志望の学生も同じだから

②生物や英語の対策に比重を置きすぎているから

というものです。

 

 

①に関しては、これはしょうがないことであり、数学とはもともと多くの学生が苦手意識を持ってしまいがちな科目だからです。

 

 

これは実体験でもあり、塾でアルバイトをしていた時に感じたことでもあります。やはり数学を元来苦手としている人は多いです。でもこれはそこまで問題ではありません。

 

 

 

問題なのは、対策をせずに苦手なままにしてしまう人が多いということです。

 

というのも、獣医学科は生物を利用して受験する人が多いのですが(物理では受験できない大学もある)、なぜかそちらに比重を置きすぎるんです。

 

生物は確かにどの大学でも使用しますが、勉強した分すぐに結果に結びつくんです。だから取り組みやすいし、伸びていくから面白い。

 

 

一方ですぐには結果に結びつかない数学は面白くないからやる気が起きない…

 

 

その結果どうなるか。

「生物極めたら、獣医学科受かるでしょ!!」って勘違いをしてしまうんです。
勘違いなのか、言い聞かせているだけなのかは不明ですが…

 

 

とにかく生物を極め、数学の穴を埋めようとするのです。
生物の偏差値を75とか80にすれば、数学の偏差値が50台でも大丈夫!って思いこむのです。

 

これが失敗する王道です。

 

どうしてかと言うと、獣医学科の生物の問題は難しいことが多く、特に私立獣医学科では、いくら模試で偏差値が高くてもいくら対策を積んでも、どうあがいても解けない問題がたくさんあります。

 

 

これは実際に生物の偏差値が75以上に達した時僕が感じたことでした。
「いや、こんなの解けるわけないし!まして60分じゃ終わらないよ!」

 

って(笑)

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それに獣医学科を受験する人の多くは、生物に絶対的な自信を持っている人がとても多いです。
入学後にみんなで生物の偏差値自慢が始まるくらいですから(笑)

 

 

そこでは差は付かないんですよ。

 

 

だから生物は偏差値70くらいまでが限度として、早々に見切りをつけて数学の対策を重点的にしなくてはならないのです。

 

 

そして数学は時間が掛かります。
生物は土壇場でもそれなりに成績は上がります。高3からでも合格ラインは到達できます。

 

でも数学は無理です。
いかに高1・2年の段階で得意科目に出来るか。いや苦手意識さえなくして、勉強に対して恐怖心を持たないようにすることでも十分です。

 

 

生物が面白いのも、点数が上がりやすいのも良くわかりますし、数学が大っ嫌いなのも良くわかります(笑)

でもそれでは現役合格は絶対に出来ません!
僕のように。

 

獣医学科における重要科目は

数学>>英語=生物>その他

 

くらいの認識でいましょう!
でないと最後にどうしようもなくなってしまいますから!

 

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②一番大切な模試を軽視し、逆転を狙っている

まあこれも再三言ってきたことなので、知っている人も多いかと思います。

 

これは特に現役生に多い特徴なのですが、大学受験の結果を占う模擬試験の中で、一番重要な模試というのが、

高校3年生の夏に受験する”河合塾の第2回全統模試”なのです。

 

 

これは、僕の東進の恩師でもある田部眞哉先生が当時仰っていたことでもあるのですが、高1・2で受験する模試の結果は、そこまで参考にはならなくて、

 

 

浪人生が受験する高3の模試、中でも全受験生の7~8割が受ける第2回にの全統模試こそが、一番相関性が高いのです。

 

 

だから高1・2の模試でいくらA判定が出ていようが、高3の全統模試で結果を出せないなら意味がないのです。

 

結局本来のライバルに後れを取っていることになるのです。

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ここでC判定以上を出すことがかなり重要になります。

 

ですがほとんどの受験生、特に現役生はこの模試の重要性に気付いていません。
もっと後になって受験する模試で結果を出せばいいやって思っています。

 

でもその時の模試は、受験者も減り、いくらいい判定を取っても意味がありません。
参考にならないからです。

 

 

確かに現役生は試験の本番まで成績は右肩上がりで伸びていくことが多いです。
それでも、結局は浪人生に勝てずに終わることが多いのです。

 

 

獣医学科に合格する人は、この夏の模試に向けてひたすら対策をしています。
ここで良い判定を取ることに命を懸けています。

 

 

僕も現役生のころはそのことを知らず、E判定。そして獣医学科に全落ち。
浪人して始めて重要さに気付き、A判定を取ることが出来たからこそ、獣医学科に合格出来ました。

 

 

そしてここで良い判定を取るためには、高3になってから本気を出しては遅いのです。
特に先ほども挙げた数学は時間が足りません。

 

だからこそ高1・2のうちに数学はある程度得意にしておく必要があります。

 

浪人生が合格を競う学科だからこそ、現役生は先回りをして対策をしなくては勝てません。

 

生物はあとからでもなんとかなるので、この模試までに数学を何としても偏差値65以上、共通テストレベルで7~8割くらいにしておきましょう!!

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③獣医学科以外の逃げ道を作ってしまっている

逃げ道というと多少語弊があるかもしれません。

 

具体的には、獣医学科のみを志望するのではなく、他の学部学科と併願するということです。

 

確かに合格する確証が持ちづらいのが獣医学科ですので、保険or滑り止めとして他の学部学科を考えておくのは賢明と思われるかもしれません。

 

良くあるのが、薬学部だったり4年生の他の生物系の学部等です。

 

 

でもこれは辞めて欲しいというのが僕の持論です。おそらくこれをするだけで、獣医学科の合格可能性がかなり落ちてしまうと思います。

 

というのも、

①受ける前からダメだったことを考えてしまうから

②落ちても良いやという考えになってしまうから

③いざ他の学部学科に行ったときに、モヤモヤ感や後悔が残るから

などの理由があるからです。

 

 

僕は獣医学科専願でしたが、さすがに浪人中は不安に駆られることも多く、薬学部や教育学部についても調べていた時期がありました。

 

受験科目が被っているから、難易度が獣医学科のちょい下くらいでちょうど良いからなどのよくある理由です。

 

でもこれは結果的に良いことは何一つとしてもたらしませんでした。

 

 

「獣医学科じゃなくても良いんじゃね?別に薬学部も悪くないし」とか、「こんなにしんどい思いをしなくても、なんかもういけるとこで良いかなあ。」

ってどんどん弱気になっていったのです。

 

 

それを親に一蹴されて目が覚めましたが、本当に危なかったです(笑)
もしかしたらそのまま逃げて行ってしまったのではないかと。

 

 

でも結局それで違う道に進んだとして、絶対に後悔は残っていたでしょう。
日々モヤモヤが残り、日々を楽しめず…。きっとそうなっていたに違いありません。

 

 

僕の周りにも、片手間で獣医学科を受けた人で、受かった人は誰もいません。

 

「まあ本気じゃなかったし」とか、「受かればラッキーくらいだったし」みたいなクソカッコ悪い言い訳を並べるだけです。

 

 

こんな風になりたいですか?
ただでさえ大変な獣医学科に、こんなんで受かるはずもありません。

 

 

確かに不安な気持ちになるのは分かります。先生に他の道を考えなさいって言われることもあるでしょう。

 

でも一度思い描いた夢というのは、一生付きまといます。
10代の後悔は、何十年も自分を苦しめることになるかもしれません。

 

 

大学受験は妥協する人のほうが多いです。だからこそ途中でやっぱり再挑戦する人がたくさんいるのです。

 

 

もしあなたが獣医師という夢に本気なら、無謀でも、非合理でも、獣医学科以外は模試の志望校欄に書かないでください!!

 

 

それがより良い結果へのきっかけになってくれるはずです!

 


 

④受験する大学を無意味に削る

これは③とも少し関連するのですが、特に私立の獣医学科に関してです。

 

国公立の獣医学科は、前期と後期でそれぞれ1校ずつしか受験できません。
これは誰でもそうであり、変えることができないことです。

 

 

ですが私立の獣医学科に関しては、現在最大で6校を受験することが出来ます。(一般試験において)

 

日程は1月の末から2月の頭に掛けて連続であります。後期試験を加えるともう少しありますが。

 

そして僕は基本的に私立の獣医学科の一般試験は全大学受験することを勧めています。

 

というのも問題の相性だったり、当日のコンディション、運など受験には多くの要素が絡み合い、分からないことやコントロールできない部分も多々あります。

 

 

だからこそ、自分が予想できなかった結果になることもあり、それはいい方向に悪い方向にもどちらにも傾きます。

 

 

その時に特に意味もなく受験校を絞っていたのでは、せっかくの可能性を自ら狭めることになります。

 

 

僕自身の経験でも、受かったと思った日本大学の獣医学科に落ちて、落ちたと思った麻生大学の獣医学科に受かりました。

 

結果的に麻布大学が僕の母校です。
試験中は半ば諦めモードだったのにも関わらずです(笑)

 

それくらい分からないものなのです。

 

もちろん共通テスト利用方式などを活用し、一般試験を回避したり、国公立をメインで考えている人が、私立獣医学科の受験校を絞ったりすることはありだと思います。

 

 

それでも、単純に面倒くさいとか、疲れるのが嫌だとかの理由だけで受験校を絞っているのなら、頑張って全部受ける方向で考え直してください!!

 

そのほうが成功確率はグッと上がりますよ!

 

 

⑤試験科目以外に気を取られてしまっている

これも現役生にありがちなことで、さらに③の内容とも被ってくることでもあります。

特に!これは田舎の自称進学校にありがちなことなのですが…

 

「今は色んな可能性に向けて、科目は絞っちゃいかん!」とか、「獣医学科以外の道も考えて、物理選択にしなさい!数学はⅢCまで!」なんて言われることが多いです。

僕も言われました(笑)

 

でも獣医学科なら物理選択のほうがむしろ不利ですし(受験できない大学もある)、数学はほとんどの大学でⅡBまでで良いです。

 

 

私立獣医学科専願なら、数ⅡBまでと、理科一科目と英語だけでいいのです。
それに集中すれば、獣医学科合格はそこまで難しくないはずです。

 

でも本当に多くの受験生が、先生のいうことに従って、不要な科目の対策に追われてしまっています。

 

それもただでさえ不利な田舎の高校生です。

 

時間もないのに、可能性を広げるとか言って、全員同じように勉強させる先生が本当に多すぎです。

 

 

先ほども言いましたが、獣医学科を受験するなら、獣医学科のことだけを考えていなくてはだめです。
受かりたいのなら。

 

だから他のことを考える必要はないはずなのです。

 

僕も当時は同じようなことを言われましたが、不要なことはしませんでした。
まあそれでも浪人しちゃったんですけどね(笑)

 

でもそのおかげで、高3の夏から一気に成績は伸び、あと一歩のところまで行けましたし、浪人生活に繋がるものをたくさん得られました。

 

そしてこれは浪人生でその心配はほとんどいらないので、さらに浪人生有利の状況が出来上がってしまうわけです。

 

 

時間もたくさんある浪人生は、必要なことだけをやっているので、現役生により差を付けられる。

 

このことをしっかり理解してください!

 

不要なことに目を向けている時間はありません!!

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

獣医学科受験は、やはり厳しい戦いになります。だからこそ必要なことにしっかり目を向け、目指すべきチェックポイントでしっかり結果を残すことが大切です。

 

 

具体的には第2回の全統模試です!
そしてそこで結果を残すには、数学が最重要であり、生物は二の次でもいいくらいです。

 

また獣医学科以外のことには目をくれず、とにかく獣医学科合格にのみ集中してください。
逃げ道を作ることは、何もいい結果を生みません。

 

そして不要なことはせず、必要なことにだけ熱量を注いでください!

 

 

出来るだけ多くのチャンスに手を出して、獣医学科合格の確立を上げていきましょう。
受験は本当に予想外のことがたくさん起こります。

 

それを肝に銘じて頑張ってください!!

 

 

また獣医学科受験は独学よりも誰かの力を借りるほうが絶対に良いです。
それは予備校だったり、個別塾だったりです。

 

 

特に医療系の予備校は合格率がとても高いので、おすすめです!!

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今僕が挙げたことは基本中の基本ですが、それでもこれらを知らず知らずのうちにやってしまい、結局合格確率を下げてしまっている人が多いです。

 

少しでも受験生の参考になれば嬉しいです!!

 

では!