日本最北端の獣医師ブログ!
獣医学科の受験情報

【2021年度】日本大学獣医学科の完全攻略ガイド!!

皆さんこんにちは!

最北端獣医師のノスケです!
僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業し、現在は日本最北端の地において牛の獣医師2年目をしています。

 

日々忙しいですが、充実した毎日を送っています!

 

さて僕は以前までの記事で、私立の獣医学科の受験情報(主に受験日程や合格者最低点、倍率など)をご紹介してきました。

 

センター試験が共通テストとなったのをきっかけに、実に多くの点で私立の獣医学科も変わってきました。

 

その変更点についても以下の記事ではまとめているので、良ければ参照にしてください!

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そして試験方式や受験科目などが変更されたということは、当然それに合わせて対策もアップデートしなくてはなりません。

 

僕が受験生だった時の対策法では、必ずしも完ぺきとは言えなくなってしまいました。

 

僕がここ数年の変更によって感じたことは、

・単純に受験機会が増えて、チャンスが増大した
・物理での受験が不可となった大学増え、生物選択者有利になった
・受験方式が増えた分、戦略的な受験戦略が必要となった

 

といったことです。

僕が受験生だった頃は、実はもっと受験様式は少なく、もはや用意されたチャンスにほぼ全て乗っかってればよかったのです。

 

 

ですが今は受験様式が増えまくり、盲目的に出願しまくると、体力的にも金額的にもしんどくなってしまいます。

 

岡山理科大学だけでも8つくらいの受験方式がありますからね(笑)
凄い時代になりました。

 

なので!
前回から各私立獣医学科の攻略ガイドをご紹介しているのです!

 

 

第3回は日本大学の獣医学科についてです!

近代的で洗練されたキャンパス、広い敷地、そして小動物分野の力の入れ具合などを気に入って志望する人がたくさんいます。

 

 

そんな日本大学ですが、他の大学に比べるといささかチャンスが少ないように感じます。

 

なのでそのチャンスを最大化するためにも、しっかり日本大学の獣医学科についての攻略法を学んでいきましょう!!!

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日本大学獣医学科の受験方式について!

①一般入試 N方式 

 

科目 
英語                    100点
数学  ⅠA・ⅡB(Bはベクトル・数列のみ) 100点
理科   物・物基or生・生基or化・化基     100点
計                     300点満点

 

合格者数/受験者数(2021年)
13/191  倍率14.7倍

 

 

②一般入試 A方式 第Ⅰ期 第Ⅱ期

 

科目
英語                 100点
数学 ⅠA・ⅡB(Bはベクトル・数列) 100点
理科 物・物基or生・生基or化・化基  100点
計                  300点

 

数学と理科は合計で120分の試験時間で行い、時間配分は自由になっています。 

合格者数/受験者数(2021年)  

第Ⅰ期   136/638  倍率4.7倍
第Ⅱ期    19/339   倍率17.8倍

合格者最低点(2020年) ※大学独自の標準化得点
第Ⅰ期 175.3/300
第Ⅱ期 175/300

 

それぞれの受験方式について詳しい講評は、以下の記事を参照にしてください。

【2021年度】日本大学獣医学科の受験難易度とは!【倍率・最低点とは?】皆さんこんにちは!最北端獣医師のノスケです!僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業し、現在は日本最北端の地で牛の獣医をやっています。 ...

 

これらが2021年の日本大学獣医学科の受験様式と倍率、合格者最低点などです。

ではこれらを踏まえた上で、日本大学の受験の特徴をご紹介していこうと思います。

 

日本大学獣医学科の特徴!

 

①問題が簡単な分、ミスが許されない!分量は多め。

日本大学の出題の最大の特徴として、問題が簡単で、分量が多いということです。

 

これは僕が受験生だった数年前から変わらない傾向のようで、一見すると「問題が簡単でラッキー!」って思われがちです。

 

 

ですが、問題が簡単な分、ミスが許されないという一面をはらんでいるということでもあります。

 

後述しますが、日大の合格者最低点は点数ではなく、偏差値のことを表しており、およそ1科目当たり偏差値60弱は必要になります。

 

 

レベルの高い獣医学科を受験する受験生の中で、偏差値60近くを取るのは、なかなかに大変です。
しかも問題が簡単な分、偏差値は出にくくなります。

 

 

もう一度言いますが、”全国のすべての受験生の中での偏差値60”ではなく、”日大を受験する受験生の中で偏差値60”なのです。

 

僕が大学に入って聞いた話だと、日大獣医学科の受験生の成績分布は、偏差値60付近に集中していたらしいです。

 

 

時間も60分なので、迷っている暇はあまりありません。
日大獣医学科を第一志望とするなら、徹底した対策を行い、満点を取りに行くくらいの気持ちでいたほうが良いでしょう。

 

 

僕自身、数学において満点を取った自信があったのですが、それでも落ちてしまいました。
それくらい高いレベルでの戦い、ミスが許されない戦いということです。

 

 

②合格者最低点は点数ではなく、偏差値である!

これは先ほども少し触れましたが、日大の合格者最低点は点数ではなく、偏差値のことです。

 

例えば2021年の合格者最低点の175/300というのは、単純な点数ではなく、受験生の中での偏差値のことです。

 

 

くある例として、「こんな簡単な問題で6割くらい取れれば合格できるなんて、日大はイージーだな!」って勘違いしてしまう人がいます。

 

実際に僕が受験生だった時も、そういう勘違いをしている人がいました。
それでぬか喜びをして、大した対策もせずに日大に特攻し、爆死していました。

 

まあほとんどの人はそんなわけないと知っているでしょうが、一応念のため…。

 

 

そしてA方式においてこの点数というのは、恐らく生物資源科学部を受験した受験生の中での偏差値のことだと思われます。

 

獣医学科の受験生のみの中での偏差値ということはないでしょうが、それでも共通テストより偏差値が出にくいのは事実です。

 

偏差値60がどのくらい大変かは、獣医学科を受験する皆さんは良くわかっていると思うので、気を抜かないように!

 

 

③共通テスト利用方式が存在しない!

日大の獣医学科は、私立の獣医学科で唯一、共通テスト利用方式が存在しません。

 

僕が受験生だった時は辛うじてあったのですが、それでも合格者最低点は9割近くあり、そもそもほとんどの受験生にとっては無縁なものでした。

 

なのでなくなったからと言って、そこまで痛手という人は少ないでしょうが、日大の獣医学科を考えている人は、大学独自試験を受験しにいくことが必須となりました。

 

 

逆に言うと、その分の合格者が一般試験に回されたということでもあるので、一般試験を受験する人達にとっては、むしろ朗報でもあるかもしれません。

※後述しますが、それでも日大の獣医学科は合格者の数が少ない…

 

 

共通テスト利用方式で合格を持っていくのは、国公立獣医を志望する人達がメインで、しかも受かっても行かない人も多いからです。

 

進学する気がない人たちの保険用の枠が、本気で目指す人たちのための枠増設になった。

 

という考え方も出来そうです。

 

④そもそも合格者の全体数が少ない

共通テスト利用方式がない分、一般試験での合格者の枠に回されていることは確かです。

 

ですが日本大学獣医学科はその合格者の総数も、他の大学に比べると少ない傾向にあります。

 

例えば、2021年のデータを比較してみましょう。
純粋な一般試験の合格者の数を大学ごとに比較してみることにします。

 

日本獣医生命科学大学…181人
麻布大学…194人
酪農学園大学…285人
北里大学…254人
岡山理科大学…184人

日本大学…168人

 

そんなに変わらないじゃないかって?
でも他の大学はこの数字に共通テスト利用方式も加わっているのです。

 

共通テスト利用方式と一般試験で重複して合格している人がいるにしても、日大の獣医学科より数十人は合格者の数は多くなるでしょう。

 

そうなんです。
日大の獣医学科は合格者が本当に少ないんです。

 

それは推薦入試などの特別枠に人数を割いているなどの理由がありますが、それでも私立の獣医学科では日本獣医生命科学大学より合格者の数が少ないです。

 

推薦を考えている人にとっては追い風なのかもしれませんが、一般試験で受験しようと思ている人は、このことをしっかり頭に入れて、どのくらいの優先度を持たせるかをしっかり感がる必要がありそうです。

 

では次の章からは、詳しい対策法について僕が思うことを紹介していこうと思います!


日本大学獣医学科の受験攻略情報!

 

①合格を狙うなら、A方式の第Ⅰ期!

さきほどの章の最後でも触れたのですが、やはりこの方式が一番可能性があるということになります。

 

そもそも日大の獣医学科を受験しようと思ったら、3つのチャンスがあります。

 

そして受験結果を見てもらえれば明らかなのですが、この中で圧倒的に倍率が低くねらい目なのが、A方式の第Ⅰ期です。

 

 

逆に言うとそれ以外の日程は、倍率が15~20倍とかなりの激戦であると言えます。
去年は獣医学科の受験者がそもそも減ったため、どの大学も低倍率となりました。

 

それでもこの倍率ですので、来年以降はさらに増える可能性もあります。

 

 

ですので、私立の獣医学科をすべて受けるor複数大学を併願する人は、確率や難易度的に考えて、このA方式の第Ⅰ期が一番チャンス大です。

 

まあというよりも、この方式しか現実的じゃないって見方もあるのですが…

 

 

受験生はこのA方式の第1回で絶対に合格を決めるという気概を持たなくてはなりません。

 

N方式は学部を超えた併願も出来るため、実際は軽い気持ちで受験する人も多いでしょう。
「とりあえず併願してみるか~。受かったらラッキーだし。」

 

くらいの気持ちです。

 

だから逆にチャンスなのでは?
という考え方も出来るかもしれませんが、それでも倍率15~20倍を推移していることを考えると、やはりA方式の第Ⅰ期が一番チャンス大と言えそうです。

 

それに過去と比べると、この日程の倍率は随分落ち着いているようです。
日大の獣医学科は倍率が高く、10倍前後がザラだったので、時代的にもチャンスが拡大しているのです。

 

 

②N方式は北里大学の入試と被る!どちらを受けるか吟味する!

そしてこれは知っておかなければならないことなのですが、日大の獣医学科のN方式は、北里大学の一般試験と日程が被るのです。

 

 

それが2/1です。2022年の入試はそのように決まっており、私立の獣医学科を複数受験する人は、取捨選択を迫られることになります。

 

北里大学と言えば、私立の獣医学科では合格しやすく、そして私立の獣医学科受験の序盤に試験が行われます。

 

その後の大学の入試や国公立獣医の試験に弾みをつけるためにもとても重要な試験と位置付けてられています。

 

 

その時に、”わざわざ10倍以上の難関(N方式)に特攻するだけの価値があるのか”

ということを考えなくてはいけません。

 

自分が、

①何が何でも日大の獣医学科が良い

②日大も受験するけど、他の大学も受験する。獣医学科合格の可能性を少しでも上げたい。

 

このどちらのタイプなのかをしっかり理解することが必須です!

 

もし①ならばチャンスに飛び込むべきなので、日大の獣医学科のN方式を受験する意味も生まれますが、②なら北里大学を受験したほうが良いと思います。

 

 

まあ逆に考えると、普通の人は②のタイプなので、北里大学を受験しに行く分、N方式のライバルが減るということでもあるのです。

 

 

③徹底した対策で満点を取りに行くくらいの気持ちで!時間配分も気を付ける!

問題数の多さと制限時間の短さから、大変なことではあるとは思います。

それでも問題がそこまで難問でない分、とにかく高得点が必須になるのです。
特に数学なんかは。

 

そして理科と数学は個別に試験という訳ではなく、一気に問題が配られて、自分で時間配分を好きに決めることが出来るのです。

 

 

僕はあまり対策を指定いなかったので、それさえ知らずに受験し、貴重な時間を無駄にしてしまった過去があります。

 

でもそれを知っていれば、自分の得意不得意に応じてフレキシブルに時間配分を変えて、さらなる高得点を狙えるということです。

 

 

そのためにも日大の獣医学科を目指す人は、時間もうまく使い、得点を最大限に伸ばすための練習をしておく必要があります。

 

分量が多い出題の場合、どれだけ止まらずに進めるか、どれだけその試験のスタイルを知っているかに懸かっています。

 

それは僕がセンター試験の勉強をしているときに強く感じました。

 

いくら数学の偏差値が上がっても、センター試験の誘導や時間制約を理解して解かないと、高得点は望めないのです。

 

逆にそれさえ掴めれば、多少分からなくても解けたりもします。

 

敵を知り、その対策法をどれだけ練りあげたかで合否が決まるのです!!

 

まとめ!

・日大の獣医学科は合格者の数が他に比べて少ない!
・共通テスト利用方式が存在しない。
・ねらい目はA方式の第Ⅰ期。他は難関。
・問題は分量が多く、難易度は高くない。高得点が必要となる。
・N方式は北里大学の受験と被るため、どちらかの選択を慎重に!
・徹底した過去問演習で、時間の使い方を最大化せよ!

 

手ごわいですが、頑張ってください!!

 

では!!