日本最北端の獣医師ブログ!
獣医師国家試験奮闘記

獣医師国家試験とはどんな試験?獣医師がお教えします!

皆さんこんにちは!

最北端獣医師のノスケです。
僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業し、現在は日本最北端の地で牛の獣医師をやっています。

 

仕事も2年目に突入し、もはや大学生だった頃を忘れつつあります。
あんなに遊んで好き放題やっていたのも遠い昔・・・(笑)

 

なので僕の記憶が持つ限り、獣医学科での僕の経験を余すところなくお伝えしていこうと思い、このブログを続けております。

 

 

さてさて季節はも8月も半ばとなり、獣医学科6年生の諸君は卒論や国試について徐々に真剣に考えだす時期ですね。

 

就職も決まる人が増え、授業もないので遊びまくる人が多いでしょうが、それでも頭の片隅には”国試”がちらついていることでしょう。

 

 

でもまだ勉強を始める気は起きないし、かといって国試のことを何も知らないのもなあ…
って僕は当時思っていました(笑)

 

 

なので、医師国家試験の第1歩として、まずは獣医師国家試験について色々知っておこうのコーナーでございます!!

 

別に勉強を始めるのはもっと遅くからでも十分間に合いますので、まずは国試についての基礎情報を仕入れておきましょう!

 

いずれ対峙することになる国試について、知っておくだけでも気持ちはだいぶ楽になりますよ。

 

 

なのでかる~い気持ちでこの記事を読んでもらえたら良いと思います。

 

ではいきましょう!


 

獣医師国家試験のあれこれ!!

 

獣医師国家試験の基礎知識について!

 

試験はいつ頃行われるの?

これは共通テストと同じように、日にちで決まっているわけではなく、2月の第3火曜と水曜日に行わるように調整されています。

 

僕が受験した2020年は2/18~2/19に行われ、翌年の2021年は2/16~2/17に行われました。

ですので、2022年は2/15~2/16に行われるであろうと予測することが出来ます。

 

 

「遅めにやるほうが勉強時間が伸びて有利じゃないか!」って声も聞こえてきそうですが、実際はそこまで変わりませんし、早めに終わったほうが就職までの最後のバケーションを満喫できますよ!(笑)

 

 

試験問題は何問あるの?合格点はどのくらい?

試験問題は必須問題・A問題・B問題・C問題・D問題に分けられており、

必須問題は50問、A問題とB問題は80問ずつ、C問題とD問題は60問ずつ配分され、合計で330問となっています。

 

 

合格ラインは、必須問題で7割(35/50)以上と、ABCD問題合わせて6割(168/280)以上となっています。

 

 

これはどちらかを満たせば良いということではなく、必須問題とABCD問題の合格ラインを両方超えなければなりません。

 

 

良くあるのは、ABCD問題の合計で6割(168点)に届かないで落ちてしまう事例です。ごくまれに必須問題の点数が足りなくて落ちてしまうこともあり、いわゆる”必須落ち”と言われます。

 

 

ちなみに僕は必須問題が38/50点で、自己採点の時に必須落ちを覚悟しました(笑)
合格発表までの間はドキドキが止まりませんでした(笑)

 

ちなみにA問題とB問題は文章のみの問題で、C問題とD問題は画像を見ながら回答する形式となっています。

 

 

それぞれの試験(必須ABCD)の特徴は?

必須問題は読んで字のごとく、必ず解けなければならない問題です。普通に勉強した人なら、「こんなの常識じゃん(笑)簡単すぎるよ。」って問題がほとんどです。

 

 

その分合格ラインも高く、7割の得点が必要になります。
まあでもほとんどの人は9割以上は得点出来ちゃう問題なので、そこまで心配はいらないでしょう。

 

 

そしてAB問題は学説問題と言われ、1~2行程度の問題文を読んで答える問題です。
考えて考えて解く問題というよりは、反射的にどんどん解いていく感じですね。

 

 

1問1答形式に近いでしょうか。AB問題は合わせて160問。ABCD問題はすべて合わせて280問です。

 

160/280(57%)と全体に占める割合も大きいので、ここでどのくらい点数を稼げるかが合否を大きく分けることになります。

 

 

 

そしてCD問題は、画像と背景となる文章を読んで問題を解きます。
C問題は画像メインで解くのに対し、D問題は長い文章題を読みながら画像を読み解くので、より幅広い知識が要求されます。

 

AB問題に比べて得点しづらく、1問に掛かる時間も長いです。
ですが、CD問題は合わせて120問で、全体に占める割合はそこまで大きくないので、先ほども述べた通り、いかにAB問題で得点できるかがカギとなってきます。

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当日の試験の日程は?どんな1日を過ごすの?

試験の日程ですが、昨年のものを参考にすると、

2月16日(火曜日) 10:00~17:20

学説A問題:10:00~12:00
必須問題:13:30~14:20
学説B問題:15:20~17:20

2月17日(水曜日) 10:00~15:30

実地試験C問題:10:00~12:00
実地試験D問題:13:30~15:30

 

こんな感じになります。令和4年の試験日程が全く同じになるかはちょっと分かりませんが、僕が受験した令和2年と同じだったので、多分変わらないでしょう。

 

基本的に試験時間はかなり余る傾向にあります。
1問に1分以上かけても余るからです。

 

こう聞くと少し足りないような気もしますが、CD問題の一部を除いて、ほとんどの問題は脊髄反射的に答えられる問題ばかりです。

 

ウンウンうなって考える問題はほとんどないので、1問10~20秒で解き終わります。
なのでAB問題なら60分、CD問題なら30~40分くらいは余る人が殆どです。

 

 

そのため見直しを3周以上は嫌でもやることになります。
マークミスや解答ズレなどはほぼ100%起こらないくらい見直せるので、そこは安心ですね。

 

 

実際にマークミスで落ちた人は僕の代でもいませんでしたし、聞いたこともありません。
一世一代の勝負だし、時間も十分にあるので、そういったミスは起こらないでしょう。

 

 

そして、国家試験は思った以上に試験と試験の間に時間があります。
でも、試験の説明とか試験の回収などに時間が掛かるので、自由時間はそこまでありません。

 

 

トイレも込み合うので、思った以上に自由時間は取れません。次の試験のための勉強もそんなにできないので、最低限の装備で試験に向かったほうが無難ですね。

 

 

試験会場は何個あるの?自分はどこで受験することになりそう?

試験会場は、札幌会場・東京会場・福岡会場の3つがあります。

基本的に北海道の大学は札幌会場、九州の大学は福岡会場、その他の大学は東京会場で受験していました。

 

青森の北里大学の学生も、東京会場で受験していました。

 

麻布大学の僕でさえ、前日入りしてホテル泊をして受験したので、おそらくほとんどの大学の学生は会場の近くに前泊して受験することになります。

 

色んな大学の学生とか同じ大学の友達が同じホテルに泊まるので、その様子はさながら修学旅行みたいで楽しかったですよ(笑)

 

まあ初日の朝の朝食会場は、緊張による睡眠不足と不安が顔に出まくった人であふれ、異様な空間になっていますが…(笑)

 

みんな何点くらい得点するの?

これは実際に平均点などが公表されていないので、正確なことは分かりません。

なので僕の代を例に挙げてみます。

 

僕の代では、AB問題で75%~80%(120~128点/160問)を取る人が多かった印象です。CD問題は少し得点率が落ちて75%くらい(90点/120問)が相場でした。

 

 

合計で75~80%に落ち着く人が多かったです。もちろんもっと高い人もたくさんいました。低い人もいましたが、それでも合計で70%を切る人はほとんどいなかったですね。

 

のすけ
のすけ
でもちょっと気を付けて欲しいんだ!というのも僕の代はかなり簡単だったと言われる年度で、こんなに平均点が高い年のほうが珍しいんだ。

 

 

そうなんです。僕たちの代は相当簡単だったと思われます。
どんなにやばいと言われている人でも7割を切らなかったのですから。

 

 

そこで難易度に応じた予想平均点を考えてみます。

 

 

国試の点数のブレは上下5%くらいだと言われています。
それを僕たちの代の平均点で換算してみます。僕たちの代が上振れだった仮定すると、

 

合計点の平均点は

65~70%(難しい年)<70~75%(スタンダードな年)<75~80%(簡単な年)

 

こんな感じになるのではないでしょうか。

 

僕たちの1個上の代がちょうどスタンダードな難易度だったようで、先輩たちに聞いてもこれくらいの手ごたえのようでした。

 

 

そしてここ最近(5年くらい)の傾向として、問題が難しすぎるという年はありません。
それは過去問を解いていても感じました。

 

この傾向はしばらく続くと思われますので、

 

70~75%くらい(時には80近くになることも)がおおよその平均点なのではないかと言えます。

 

 

合格率はどのくらい?

以下に過去5年間の結果を載せておきます。

現役生と浪人生では合格率が大きく変わり、

現役生は毎年9割前後(基本的に9割越え、9割を切ることはここ最近では稀)の合格率で、浪人生になると5割未満になります。

 

そしてその合計で、およそ8~8.5割くらいの合格率になる感じですね。

 

この記事を読んでいるほとんどの人は現役生でしょうから、10人に9人以上が受かる試験という認識でいても大丈夫です。

 

 

浪人すると急に合格率が落ちてしまうのは、

・一緒に勉強する人がいなくなり、モチベが上がらず、勉強すべき部分も分からなくなるから
・1年間という時間を持て余しがちだから
・そもそも成績に難ありな人が落ちてしまうから

といった理由があるからでしょう。

 

特に最初の理由である、一緒に勉強する人がいなくなるのは大きな理由です。

 

 

なので、絶対に1回で受かりましょう!
1回目(現役)なら、9割以上受かる試験ですから!
普段の定期試験よりも下手すればイージーってことですからね!

獣医師国家試験に落ちてしまう人の特徴とは!?みなさんこんにちは! 最北端獣医師のノスケです! 僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業し、現在は日本最北端の地で牛の獣医をや...

 

獣医師国家試験の基礎情報についてはこれくらいでしょうか。

では次の章では、実際の対策や、勉強時間、必要な参考書等についてご紹介していくことにしましょう。

 

皆さんが知りたいことでもあるでしょうから。

 

獣医師国家試験の対策編!

 

どのくらい勉強すれば合格できるの?

これは僕個人の経験+周りの友達を見ていての実感ですが、

合格ラインに到達するための日数は
”50~60日程度”

より確実に、そして安定メンタルで試験を迎えるための復習期間を
プラスした日数は
”70~80日程度”

 

ぐらいなのではないかと思います。

獣医師国家試験の合格ラインは先ほども説明した通り、

必須問題で7割 かつ ABCD問題で合計6割を満たすことです

 

僕は麻布大学で100位前後/150人中でしたので、あまり成績は良いほうではありません。
それでも全く勉強していない状態で、必須問題60%、ABCD問題で35~40%くらいでした。

 

ぶっちゃけこれは低いと思いますが、普通に6年間の課程さえ乗り越えれば、それまでの知識+勘などでこれくらいは最低でも得点出来る知識は付いています。

受験生くん
受験生くん
でも6年間の勉強をたった2か月弱で全て国試レベルまで持っていけるものなのですか?そんなに簡単じゃないような…

 

確かにこれまでの勉強した範囲を完璧にするのは、たとえ1年間あっても無理だと思います。

完璧というのは、人に正確に教えられるレベルということです。因果関係や根拠をしっかり理解し、正しく説明できるくらいですね。

 

 

でも、”国試で出題される問題に正答出来るレベル”には、割と簡単に到達できるんです。

 

 

は?どういうこと?って。
今から説明しますね!

 

 

国家試験はすべて5択であり、1つの問題にはabcdeの選択肢があり、そこから正しいor間違っている選択肢を2つ選べ。みたいな問題が多いです。

問題1.○○と言えば、何が当てはまるか。以下から正しいものを2つ選べ。

a.○○ b.○○ ⅽ.○○ d.○○ e.○○

1.a.b 2.a.e 3.b.c 4.c.d 5.d.e

 

ちょうどこんな具合です。
ということは、例えばabcdeのうち、1つでも正しいor間違っていることが分かれば、一気に2択に絞れるんです。

 

 

選択肢のうち1つも見当がつかないなんてことは99%ありえないので、ほとんどの問題は2択に絞れることになります。

 

あとは1~2つの選択肢さえ正誤が分かれば解けちゃいます。別に選択肢のすべての正誤が分からなくても良いんです。

 

単純計算で、ほとんどの問題で期待値が1/2以上なので、5割の得点は望めます。
確実に分かる問題もたくさんあるので、6割を超えることはそう難しいことではないのです。

 

もちろんこういう形式でない問題もありますが、それでも合計で6割を超えるのにそう時間は掛からないのです。

 

 

皆さんの想像では、国試はすべての選択肢の正誤が分かり、余裕をもって解けるようになるというイメージがあるかもしれませんが、

 

実際は、選択肢ありきの消去法で解いていく。分からない選択肢があっても解けちゃう。

って感覚ですね。まあ成績優秀者は、そんなことせずとも解けちゃうのかもしれませんが(笑)

 

なので、

「なんだか勉強してない範囲はたくさんあるし、知識がまだまだガバガバだけど、過去問とか模試を解くと合格ラインを超えられる」

 

という感じです。国試に受かるだけなら、完璧である必要はないのです。

 

 

だから2か月もあれば大半の人は6割以上取れるようになるんです。
自信はなくともね(笑)

 

 

そしてそれを確実なものにするのにさらに1か月くらいを掛けても、結局合計で3か月もかからずに、確実に合格できると言えるレベルまで持っていけるってわけです。

 

 

配点が高い(出題数が多い)科目って何?

これは過去問演習等をしていけば分かることなのですが、参考までにお伝えしますね。

出題数が多い科目

・病理学総論(各論はむしろ少ない)
・薬理学
・生理学
・公衆衛生学
・伝染病学
・微生物学(細菌・ウイルス)
・寄生虫学
・臨床分野(小動物・大動物)
・解剖学など

 

出題数が少ない科目

・生化学
・放射線学
・動物行動学、野生動物学
・実験動物学
など…

 

といった感じになっています。

 

出題数が多い科目は、ABCD合わせて10~20問程度出題されます。
逆に出題数が少ない科目は出ても1~2問であり、無対策だったとしても特に痛手にはならない科目です。

 

そしてここに登場しなかった科目は、多いわけでも少ないわけでもない科目です。
おおよそですが5問程度の出題になりますね。

 

これを参考にして、優先的に勉強する科目をプランニングしていけば大きな間違いはないと思います。

 

ですが、この配点が高い科目の中でも、特に重要で優先度が高い科目があります。
それを次の項目で詳しく説明していくことにします。

 


 

何の科目から勉強するべき?

まずは3つの”理”を抑えることが重要です。3つの理というと、生理学、薬理学、病理学(総論)です!

 

どうしてかというと、これからが文字通り獣医学のことわりだからです。これらを理解し、覚えられたなら、他の科目の理解も早まるのです。

 

そして重要度が高いので、当然出題数も多く、これらの3科目をやるだけでかなりの問題数をカバーすることが出来ます。

 

正直この3つをやるだけで、もう6割は目前というところまでもっていけるのではないかと思っています。

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また意外と重要性が高い科目として、僕は公衆衛生学を挙げます。

この科目は出題数だけで見ると、3つの理の科目より多いのです。

 

およそ20問くらいはコンスタントに出題されます。20問も出るということは、ABCD問題の1割近くになるので、重要性の高さがうかがえます。

 

とはいえ勉強すべき範囲がとても広いので、最初にやると挫けてしまう可能性も高いため、徐々にやっていくことをお勧めします。

 

また公衆衛生学は、かなり細かい知識を容赦なく問うてきますし、問題も年々難化しているようです。

 

満点を取りに行くのではなく、7割以上取れたらOKくらいの気持ちでいたほうが、泥沼にはまらずにすむでしょう。

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逆に出題数が多くとも、あまり得点が伸びにくい科目もあります。

 

それは解剖学です。
この科目は覚えることが多く、そして頻出範囲が絞りづらいので、勉強しても中々得点が伸びないという特徴があります。

 

僕もかなりの時間を掛けましたが、あまり得点は伸びませんでした。

 

というのも、解剖学には因果関係がないので、力業でとにかく覚えるしかありません。記憶に残りづらいんです。

それが得意ならともかく、僕はそういうのが大嫌いだったので、得点に結びつきませんでした。

 

 

そして解剖学はそもそも捨てる人も多く、仮に捨てたとしても他の科目でカバー出来てしまうのです。

 

ですので決して無対策を勧めるわけではありませんが、優先度はそこまで高くないというのが一般的な見解ですね。

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また出題数がそこまで多くなくても、勉強する範囲は少なく、割と誰でも簡単に満点を狙いに行ける科目もあります。

 

それは魚病学です。
この科目のコスパの良さは、僕のお墨付きです!(笑)
しかも勉強していて楽しいので、ぜひ息抜きがてらやってみてくださいね。

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王道の国試戦略はあるの?

先ほど少し述べ通り、いかにしてAB問題で得点を稼ぐかに懸かっています。

 

必須問題は良いとして、AB問題は1日目に行われます。
ココでどのくらいの点数を取れたかで、翌日のメンタル、パフォーマンスは大きく左右されます。

 

仮にAB問題で7割の得点を取ったとします。

160×0.7=112点

ですので、合格ラインとなる168点にはあと56点あれば良いわけです。

 

2日目に行われるCD問題は合計で120問。半分正解すれば合格です。こうなってしまえば2日目はかなり気持ちが楽になります。

 

多くの人はこのパターンで1日目の夜に勝ちを確信して枕を高くして眠ります。(あの時の高揚感は最高ですよ(笑))

 

まあ勉強法は普通に勉強するだけなんで、特にアドバイスすることはないんですけど。

参考書or教科書→過去問→復習

のループをするだけです。特に近道もないです。

 

でも1つだけ気を付けて欲しいのが、画像問題で分からないことをいつまでも友達同士で議論しすぎることです。

 

確かに難問について議論するのは、友達と話せるから楽しいですし、一人で暗記とかしているよりも充実しているような気がします。

 

 

でも先ほどの説明の通り、CD問題よりもAB問題のほうが配点が高いので、あまり画像問題に固執し過ぎないほうが良いです。

 

どうせ本番でもCD問題を解くときには、AB問題の結果で余裕が生まれているはずですから。

 

買うべき参考書は?何を使って勉強したらいい?

これも気になる人が多いのではないでしょうか。

獣医師国家試験での勉強は、皆不安ですし、色々な情報が錯綜して使うことの無い参考書までついつい買ってしまいがちです。

 

確かに転ばぬ先の杖なんてことわざもありますが、お金のない大学生ですし、使いもしない参考書を買うくらいなら卒業旅行とかに使ったほうが絶対良いです!

 

参考書めっちゃ高いし…(1~2万とか平気でいく)(笑)

 

なので僕はこの記事で買うべき参考書をしっかり解説しているので、良ければ参考にしてみてくださいね!

獣医師国家試験に合格するために必要なもの、必要な時間とは⁉みなさんこんにちは!最北端獣医師ノスケです!僕は第71回の獣医師国家試験に合格し、現在は日本の最北端である稚内で牛の獣医をやっています。...

 

そしてその中で僕が一番おすすめしているのが、泣く子も黙る”北大まとめ”です。

これには本当にお世話になりました。僕の勉強の8割はこれで成り立っています(笑)

 

 

例えば、国試で超重要科目とされている

”生理学”と”病理学”と”薬理学”の3科目。教科書ならば、生理学と病理学なら500ページ以上あります(笑)

 

 

これを網羅するなんて無理ですし、教科書では不要な部分と必要な部分の線引きが難しいです。どこが頻出分野かなんてもちろん教科書には書いてありません。

 

 

でも北大まとめなら、生理学と病理学総論でそれぞれ60ページほどにまとまっており、病理学各論と薬理学も100ページくらいに収まっています。

 

 

 

生理学と病理学総論は、それぞれ10問以上出題されるのに、北大まとめでは60ページだけにまとまっているのです!

 

 

 

つまり必要なのはそこの部分だけで、あとは捨てても大丈夫ということです。
しかもまとめなので、あくまで分かりやすく説明が載っているため、僕みたいなポンコツでも1から理解できました。

 

 

また文字だけの無機質なまとめではなく、想像以上に挿絵や図がたくさん載っています。

 

 

特に文字だけでは理解が難しい科目(生理学や薬理学の作用機序、寄生虫の生活環など)は、図が豊富です。

 

 

「出る範囲をうまくまとめつつ、図でも一緒に解説してくれたらなあ」って贅沢な注文も北大まとめなら叶えてくれるんです(笑)

 

 

 

もし獣医師国家試験の勉強で、「何から始めていいか分からない!」とか、「頻出分野を無駄なく網羅したい!」と思っているのなら、迷わず北大まとめを活用することをお勧めします!

 

 

またゴロが豊富なこと(過去の先輩たちが遺したもの)、常にアップデートされていること、値段が安いこと(上・中・下巻合わせても3000円)など、メリットが豊富なんです。

 

 

これさえ買っておけば最低限は網羅できますし、合格も出来ると思います。

 

そして余裕があれば、麻布大学が出版している”画像問題のアトラス”も買ってみてください。
決して僕が麻布大学卒だから忖度しているとかではなく、本当に優秀なんです(笑)

 

画像が豊富なので、視覚的にも覚えやすいからです。

 

 

あとは極論買わなくても問題ないです。
他の大学が出しているまとめも優秀だとは思いますが、結局つかうことはほとんどなく、無駄銭になる可能性がとても高いです。

 

北大まとめとアトラスでしっかり理解して覚え、過去問を反復する。分からないことはまた北大まとめや教科書などで確認する。

 

 

それが王道で、一番お金もかからない方法です。

あ、ちなみに国試対策にうってつけの教科書選びも以下の記事で書いておりますので、参考までに…

獣医師国家試験に合格するために必須の教科書・参考書5選!!皆さんこんにちは! 最北端獣医師のノスケでございます。 僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業して、現在は日本最北端の...

 

 

模試は受験するべき?

実は国家試験にも模擬試験は存在します。

 

大きく分けて、国試研という国試の予備校が作っている本格的な模試と、学生が作る模試(大学ごとに存在する)の2つがあります。

 

詳しくは以下の記事を参照してほしいのですが。

獣医師国家試験と模擬試験!(受験するべきなの?)みなさんこんにちは! 最北端獣医師のノスケです! 僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業し、現在は日本最北端の地で牛の獣医をや...

これは正直

”国試合格において、模試は必須ではない”

という答えになりますね。

だから別に受験しようがしまいが大して変わらないということが言えます。

 

 

正直模試を受験しなくても、大学の卒業試験や国試の過去問で十分ですし、別に合格ラインを超えてさえいれば全員合格する試験なので、周りが何点でもあまり関係ないです。

 

 

まあ皆が受験する模試は、一緒に解きなおしする中で得るものも多いですから、解くことによるメリットはそれなりにあります。

 

 

僕のいた麻布大学の場合、大阪府立大学の学生が作成した模試を8割くらいの人が受験していたので、確かに解くメリットはありました。

 

「あ、この問題は出来なくても良いんだ!逆にこれは出来なきゃならないんだな!」って指標を作ることが出来ました。

 

問題も、へんてこな問題はありましたが、基本的にはしっかり作られていたので、不十分な解説はみんなで話し合う中で補完できました。

 

 

とはいえ正直僕が国家試験を経験して思ったことは、

模試よりも、過去問や卒業試験の問題を何回も解いたほうが良いってことです。

 

これは知っておくと便利!国試豆知識編!

これから紹介することは、そこまで大きな役には立たないかもしれませんが、知っておくと何かと便利なことについてです。

 

国試を経験した僕から、これから国試を受験する皆さんにアドバイスです!

 

一緒に勉強する人はそこまで厳選する必要もない

国試を乗り切る際に必須となるのが、一緒に勉強する仲間です。

 

どこが重要でどこが不要かを見極めるとき、不安な時、分からないことがあった時など、仲間がいることで乗り越えることが出来ます。

 

そしてそのいわゆるスタディメイトを選ぶ時に、やたらと吟味する人がいます。

 

各科目のプロたちだけで組む、いわゆるエリート軍団みたいな感じですね。
確かに国試を乗り越えるために、効率を重視するとそうなるのかもしれません。

 

足を引っ張る人はいらない。役に立つ人だけを仲間にする。
極端なことを言えばこんな勉強グループも存在します。

 

 

でもそんなに必死になって探す必要もないです。そんなに躍起にならなくても、意外と国試期間になれば皆それなりに勉強して知識が付いて、しっかり議論できるようになります。

 

 

だから普段から一緒にいる友達数人で組めば良いんです。
わざわざ国試のためだけに、普段仲良くもない人と無理に組む必要もありません。

 

 

僕も実際、ポンコツ集団で勉強グループを作りましたが、得るものはたくさんあり、しかも思いのほか勉強会も有益なものとなりました。
それに全員合格出来ましたし(笑)

 

スーサイドスクワッドみたいな集団でも、国試を乗り越えられるんです。

 

それにいつも一緒にいる友達のほうが、悩みや不安も打ち明けやすいし、ストレスも少なくて済みますよね?

 

中には途中で解散しちゃうグループもあるくらいです。
そんなになるくらいなら、仲良く楽しく、でも結果もついてくる仲良しグループのほうが何百倍も良くないですか?

 

 

お菓子の爆食には気を付けてね!太りすぎないように!

そんなの国試に関係なくね?って思うかもですが、

これは国試が終わった後にとっても重要なんです!

 

というのも、国試が終われば、楽しい卒業旅行や打ち上げ、そして卒業式が待っています。そこではたくさんの写真が残るでしょう。

 

そんなときに、国試のストレスで爆太りした顔が残るのは、あまりにも悲しいことです(笑)

特に卒業式の写真なんかは、がっつり決めて臨むので、そこで顔がむくんでいたら台無しですよ!

 

まあこれは実体験なのですが(笑)
かくいう僕も太りすぎて、山崎方正とか言われてました(笑)

 

 

そしてその後の就職したときの第一印象にも関わってきます。ここでの印象がその後にとても重要な影響を与えかねないので、国試期間中に太り過ぎないようにしましょうね!

 

辛い時にも自己管理が出来ていれば、それも小さな自信となってくれますよ!

 

試験前日にホテルにもっていくものは最低限で!

これ割と重要です。

試験会場近くのホテルに、参考書を全て持ってくるぐらいの人がいます。これは絶対にやめましょう。

 

もうまとめノート1冊とかで十分です。

 

その理由が、

①そもそもそんなに勉強できないから
②勉強道具があるほど夜寝られなくなるから
③単純に重い

 

といったことです。

まずチェックインして、友達と合流してお話したりしていると、あっという間に時間は過ぎていきます。

 

晩御飯を食べて風呂入って、翌日の準備をしていたら、もう寝る時間とかになっています。

 

純粋に勉強出来る時間なんて、2時間もあれば良いほうです。
そんな時間では、大したことは出来ません。これだけは覚えたいノート1冊を見直すくらいで時間はなくなります。

 

それに、参考書があればあるほど、「あれも覚えてない!これも覚えてない!あ~やばい!今日はオールだー!!」

 

なんてなる人がいます。(信じられないかもですが、これガチです(笑)翌日クマを作って朝食を食べている友達が実際にいました。)

 

 

覚えてないことがあることよりも、寝不足で当日を迎えるほうがよっぽど怖いです。

そもそも参考書を持ってこなければ、腹をきめて寝るしかないのですから。

 

 

不安はあるかもしれませんが、試験前日の勉強に過度な期待はしないこと。そして余計な不安を煽らないためにも、最低限の持ち物にすること!!

 

 

今まで皆が受けてきた定期試験のほうが受からないという事実

国家試験の合格率は、現役で90%以上。

 

これは皆さんが受けてきた定期試験よりイージーなんです。もっと合格率の低い試験はいくつもあったはずです。

 

でも大きな試験だから、そのことを忘れて無駄に不安になってしまう。
そういうもんです。

 

でも怖くなったり、不安になったら思い出してください。皆さんがくぐり抜けてきた試験はもっと過酷だったと。

 

数字は裏切りません。
90%以上受かるのだから、自分もきっと大丈夫!って言い聞かせましょうね。

 

思い込みでも意外と効果はあるものですよ。

 

 

国試期間は最後の思い出。噛み締めて楽しんでね!

実は僕が今でもふと思い出して楽しい気持ちになる出来事ランキングで、トップ5に入るのは国試期間です。

 

あんなに友達とずっといて、1つのことに夢中になって、一緒に頑張る機会って、社会人になるとほんとになくなります。

 

特に獣医師の仕事ならなおさらです。

 

辛くとも楽しい国試期間は、今でもキラキラ輝いて僕を支えてくれています。

 

まあ駆け抜けている皆さんには分からないかもしれませんが、そこを超えた僕はその尊さが痛いほど分かります。

 

なので、その瞬間も大切に過ごして欲しいのです。
我慢我慢で辛いだけ…って思わずに、これは最後の思い出作りって感じるくらいの余裕をもって欲しいです。

 

そして一緒に頑張る友達を大切にね!

 

 

最後に

獣医師国家試験について、僕が持っている情報の中で有益そうなことをたくさん書きなぐってきました。

 

社会人の貴重な休み1日を生贄に捧げて書きました(笑)
まあたのしかったからおk。

 

とりあえず獣医師国家試験について皆さんに知っておいてほしいことは吐き出したつもりです。

 

国試にこれから向き合う皆さんの第一歩になれれば幸いです。
少しでも役に立てれば嬉しいです!

 

これから思いついたことは、順次書き足していくつもりですが、とりあえず今はこの辺で…。

 

最後までありがとうございました。

 

では!!