皆さんこんにちは!最北端獣医師のノスケです!
今回はそんな疑問に答えていきます。
今回の記事の内容
・獣医学科の合格には模試がとても重要だということ
・絶対に結果を出すことを意識すべき模試はどこの予備校の模試なのか?
・合格可能性が高くなるラインとは?
僕自身の紹介
僕は6年前獣医学科を目指す受験生でした。しかし高校3年生の時は本気になれずあえなく受けた大学すべて不合格。
その後一念発起し、浪人を決意しました。1年間必死に勉強してセンター試験の点数を
5教科で76%→84%にまで上げ、数学の偏差値も20以上上げました。
その結果、麻布大学・北里大学・酪農学園大学の獣医学科に合格。
このほかに日本獣医生命科学大学と日本大学、岩手大学の獣医学科を受験しましたが、残念ながら不合格でした。
ですがその経験と知識を活かして、このように獣医学科のことを皆さんにお伝えしています!
自身の経験を通して、これから獣医学科を目指す人たちに色々お伝えできたらなと思っています。
Contents
模試を気にしない人は獣医学科に合格できない!
まずこれは僕自身が身をもって感じたことです。
模試っていうのは皆さんが思っている以上に、客観的で正確で残酷です。特に現役生の方は高校3年生になってからやっと模試を受けだしたり、そのうち成績が上がるからいいやって、E判定が出ても気にしない人が多いです。
それに最後には差を縮められる!って思ってる人も多いでしょう。
でも例えば8月の段階でA判定が出た人がいたとして、その人がそのあと全く勉強しないなんてことはあるでしょうか?
100人中99人はその後も努力しますよね?となるといくらE判定の人が努力したところで、思うように差は縮まってくれません。
確かに最初にA判定だった人は伸びしろが少ないかもしれません。しかし最初からA判定を取れる人はすでに正しい勉強法を知っています。だからその成績が落ちることはありませんし、少しずつ成績は伸びていきます。
しかしE判定の人は、そもそも勉強法すらわかっていないことが多いです。だからがむしゃらに頑張ったって、その伸びしろを活用する術を知らないんです。
すでに勉強法が分かっている人と、これから探す人とでは大きな差があります。
てことは多くの場合が成績を伸ばしきれずに、本番を迎えることになります。
確かにD判定やE判定の人でも第一志望に合格することだってあります。でもそれはレアだから話題になるんです。目立つだけで少数なんです。
その裏では、A判定やB判定の人が何倍も受かっているんです。
結局早い段階で模試の重要性に気づき、自分の勉強法が正しいのかを模試ごとに振り返り、そして修正をしていき、成績を上げられた人が合格します。
模試が一番合格に重要なツールなんです!
でも現役生のころの僕は、そんなことを知らずになんとかなるって思っていました。結局最後までDかE判定しか取れず、成績を伸ばす勉強法をやっと見つけられたと思ったら、センター試験を迎えていました…。
次の章でそれについて見ていきましょう!!
・模試の重要性は思っている以上に高い!
・差はそう簡単には埋まらない。
・A判定やB判定の人が合格者の大半で、DやE判定の人はほぼ受かっていない。
獣医学科を目指す受験生が絶対に結果を出すべき模試とは??
模試は受ける時期のよって信用度が全然違う??
それでは獣医学科を目指す受験生が目標とすべき模試とは何なのでしょうか。
僕は模試が行われる時期がとっても大切だと思います。というのも、河合塾、駿台、東進、代ゼミなどの大手予備校のどの模試でも、受験者が時期によって全然違うからです。
そして全ての模試に共通するのが、8月に行われる模試が一番受験者が多いということなんです。
どうしてこんなことが起こるのでしょう?
それは、8月の段階ですでにA判定やB判定を取った人たちは、自分の勉強法が正しいことが証明されたので、あとはそれを信じて突き進むだけだからです。
わざわざそれ以降の模試で2日間も無駄にしなくとも、自分の勉強を進めていればいいからです。それ以降の模試を受ける必要性があまりないんです。
だから受験者数の欄を見てもらえれば分かりますが、8月をピークに10月、12月と受験者はどんどん減っていきます。
しかもそれで受けなくなる受験者は、A判定やB判定を取った人たちで、残った人たちで良い判定をとってもあまり意味がないんです。
実は獣医学科に合格できる人達はこのことを良く知っています。つまり8月に焦点を当てて勉強しているんです。
要するに受験生にとって、勝負を決めるのは8月なんです!すでにここである程度の勝負はついているんです!
・獣医学科合格の勝負月は8月!
この模試で絶対に結果を出そう!!
そして8月に行われる模試の中で一番重要なのが、
河合塾の全統模試です!!
これはセンター模試と記述模試どちらも当てはまります。
どうしてなのかというと、受験者が圧倒的に多いからです。
毎年センター試験を受験する人は50万人程度といわれています。その中で、8月の全統模試を受ける人は35万人です!!
じつに7割の人がこの模試を受けることになります!そりゃこの模試が一番信用が置けるんです。
そして10月には20万人くらいに減り、12月には10万人くらいまで減っちゃいます。
数字にしてこんなに違うんですね。だからいかに8月が大切で、それ以降が意味をなさないかが良くわかります。
・受験生が目指すべきは、8月の全統マーク&記述模試!
・この試験は35万人が受験するため、超大事!
・それ以降は10万人ペースで受験者が減っていく。
8月の全統模試で合格圏内となる判定は?
ずばりC判定以上です!!
これは僕自身の体験、そして獣医学科に入って周りに聞いた結果、8月の全統模試でC判定以上取っていれば合格できる位置にいます!!
A判定やB判定を取れるのが理想ですが、現役生なんかは特に大変だと思います。しかしC判定ならば勉強時間が足りないだけで、勉強法は合っています。
後は時間さえかければ、確実に合格できます。つまり8月の段階で、
「成績を上げるための勉強法を確立できているか」
ということがかなり重要になってきます。ここですでに身についているのと、これから探すのとでは、天と地ほどの差があるんです!!
・C判定以上を取れるかがカギとなる!
・自分の勉強法が正しいのかが重要である!
8月の模試で成績が振るわなかった人はどうすればいい?
8月時点での成績が、その後の受験のかなり影響してくるのは言うまでもないのですが、皆が皆良い判定ではありません。
そんな時は10月の模試でもリベンジ可能です。
そしてその時に注目すべきは、8月の時点で取れていなかった科目の偏差値が15くらいは上がっていたかどうか、ということです。
不得意だった科目が得意になったと言うためには、偏差値15以上は上げたいところです。偏差値5~10程度でははっきり言って誤差です。
ぶっちゃけ、僕が数学や生物が得意になった時も偏差値15~20くらい一気に上がったんですよね。それまでは偏差値5~10くらいを上がったり下がったりでした。
その程度の差は運や誤差だって自分でもよくわかっていたんです。
特に私立の獣医学科は3教科のみで良いため、1科目の偏差値がそれくらい上がったなら、8月の模試で結果が振るわなかったとしても、十分合格可能です!
・10月の模試でもそれなりに信用できる
・そこで見るべきなのは、苦手科目の偏差値が15程度上がったかどうか
・5~10程度の伸びは誤差でしかない
~最後に~受験は思っている以上に早い段階で勝負が決まります!
ここまで読んでくれた方ならすでにお気づきだと思いますが、受験って実はかなり
早い段階で勝負がついています。
確かに逆転合格だってありますし、世の中に出ている情報はそういう目立つものばかりです。だからこそ皆さんは都合のいいように解釈してしまいがちです。
僕もその一人でした。現役生は伸び率が高いという言葉だけを信じ、結局時間足らずで終わったのです。
そして浪人して、8月の模試に重点を置き、そこでA判定をしっかり出して気づきました。
「この差はそう簡単には埋まらない」ということにです。
上位の人は油断しません。痛い目を見た浪人生ならなおさらです。だからこそ獣医学科は浪人生が強いんです。
現役生の人はそのことをまずは知りましょう!!
自分が思っている以上に、受験は早期勝負だということに。
今日の内容を知っているだけで、浪人したての僕を超えています(笑)
全受験生のトップ20%くらいには入ってるんじゃないでしょうか?
あとはそれに向かって突き進むのみです!
頑張って下さい!応援しています!!
では!!