日本最北端の獣医師ブログ!
獣医師国家試験奮闘記

獣医師国家試験と臨床科目!!(小動物&大動物)

皆さんこんにちは!

最北端獣医師のノスケです!僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業し、現在は日本最北端の地で牛の獣医師をやっています。

 

さて、今回は僕の記憶が新鮮なうちに国試の色々をお伝えしようのコーナーです。

今回は”臨床科目”についてお話しようかなって思います。

 

臨床科目って一括りにしましたが、これには小動物と大動物が含まれています。

 

基礎系と違って、1問1答とはいかないですし、覚えるべきことや背景となる知識も多いです。また北大まとめでも1冊分あり、気が滅入りそうになりますよね(笑)

 

しかも、画像問題でもかなりの問題数があり、エコー画像やレントゲン画像など、臨床の研究室以外の人にとって、ほとんど初見ともいえるような問題が続出します。

 

果たしてこんなに大変そうな科目の対策は出来るのか?
そしてどのように対策していけばいいのか?

 

今回はこのことについて深く記事を書いていくことにします!

 

今回の記事の内容!

・獣医師国家試験における臨床科目の重要性
・臨床科目の特徴!~どんな風に出題される?~
・どうやって勉強したらいいの?おススメ法!

なかなか気乗りのしない科目ではありますが、出題数も多く、重要度は高い科目でもあります。

 

でもこの記事を読んでもらえれば、のこり1か月半を無駄なく過ごせると思います!

 

「まだ臨床科目はノー勉なんだよなあ」ってアナタ!

 

大丈夫!僕もこの時期はまだノー勉でしたから!それでも得意科目と言えるレベルまで持っていけるので安心してくださいね!

 

ではいきましょう!

ちなみにその他の科目についてはこちらを参照ください!

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獣医師国家試験における臨床科目の重要度とは??

のすけ
のすけ
そもそも獣医師国家試験において、臨床科目はどのくらい重要なんだろう。

臨床科目

B問題:25~30問

C問題:25~30問

D問題:30~35問程度

出題数/全体 80~95/280問 (30%前後

「え、比率高すぎじゃね!?こんなにあるのかよ!!」って思いますよね(笑)

 

まああくまでこれは僕が独自にカウントしたものなので、他の科目に分類できる問題も含まれているいます。

 

そのため、必ずしもこの比率ではないにしろ、比率は高いです。

 

だから、この臨床科目をどの程度出来るようになるのかで、合否は決まると言っても過言ではないのです。

 

基礎科目において、生理学・薬理学・病理学がとても重要であるように、臨床科目は国家試験においてとても重要なポジションであるのです。

 

ではどのように出題されるのでしょうか。

 

まずはその傾向について探るところから始めてみましょう!

 

 

臨床科目の出題の特徴とは??

 

①単体の知識では厳しいことが多いけど・・・

基本的に臨床科目では、病気一つ一つを学んでいきます。

なので、その病気の背景や、症状、特徴的な所見などを網羅しなくてはなりません。

 

となると、基礎科目と異なり、1つの症例に対して覚えることが多くなります。例えば好発する犬種や年齢、どんな初見がみられるのか。これらを覚えることが必須となります。

 

問題もそのように作られているため、複数の知識を要求されることがほとんどです。

 

しかし臨床科目はある意味ストーリー的な側面もあり、その中での暗記なので、僕は勉強してみたら意外と覚えやすいなって印象でした。

 

またストーリーの中で覚えるので、忘れにくいんですよね!

 

少なくとも、解剖学や薬理学の薬の名前よりは覚えやすかったですし、忘れにくかったです(笑)

 

 

②画像問題は画像を見なくても解ける

これは「は??」ってなりますよね(笑)

 

意味わからないかもしれませんが、本当にそうなんです。僕が実際にそうでしたから。

 

僕は臨床系の研究室でもないですし、臨床分野の知識はほぼ皆無でした。そして画像問題対策もろくに積んでいない状態で、勉強を開始しました。

 

しかし不思議なことに、いざ画像問題を解いてみると、半分以上の問題は画像を見なくても解けちゃうんですね。(笑)

 

それはリード文に答えが書いてあるからです。

 

 

さきほど、臨床科目は覚えるべき内容が多いということを述べました。当然暗記量は増えるんですが、それはそのまま問題を解くときの助けとなるのです。

 

しかもそれは勉強すれば誰でも知ってるようなことです。だからリード文だけで解ける問題が半分以上なんです。画像はあくまで確認のために見る。

 

 

そして残りの半分も、本当に分かりやすい典型的な画像ばかりです。「ん?なんかこの画像見たことあるな。もしかしてあの病気か?あ!選択肢にあるじゃん!!」

 

ってこんな感じで解けることがほとんどです。

 

だから、全く知らない画像が出てきて、そこから画像を見て答えを推測する問題はほとんどありません。それは就職してからやることです(笑)

 

 

③決まった症例(問題)しか出ない

獣医師国家試験において、一番傾向がつかみやすいのが、この臨床科目ではないかと僕は思います。

 

これは勉強して過去問を解いていくうちに本当に分かってくると思うのですが、マジで傾向似てます!

 

あ、これ前の年も出てたやつじゃん!ってか画像同じの使ってね?
って感じることも多々あります。

 

それくらい似てるんです。確かにトータルすると北大まとめ1冊分あるのですが、器官ごとに症例を分けると、典型的な症例が数個ずつあるだけです。

 

それさえ覚えてしまえば、どんな問題でもその中からしか出ないので、簡単に解けます。

 

別に全器官を網羅する必要はありません。頻出分野さえカバーしていれば7~8割は確実に取れます。

 

そういう科目なんです!

 

 

臨床分野はどう対策すればいい??

そんな臨床科目ですが、一体どのように対策すればいいでしょうか。

 

いつから?そしてどのくらい?
解説していきますね。

 

僕の実体験に基づいてお話しすると、まず開始時期は今くらいからでいいと思います。具体的には、国試の1か月半前くらいからです。

 

ぶっちゃけ年内は基礎系科目に集中していいと思います。そして基礎系科目にある程度余裕が出てきたら、臨床科目に取り掛かりましょう。

 

大丈夫それで十分間に合います。

 

そして1か月くらいやればもう完ぺきになっています。そして臨床科目だけをやるのではなく、その合間で基礎科目の暗記も進めていってください。

 

臨床科目は理解が大変なことが多く、理解さえすれば忘れにくいです。なので一人でやるのではなく、友達との勉強会でやることを勧めます。

 

 

そうすることで、正しい理解もできますし、頭に残りやすいです。過去問も同時に解いていけば傾向もつかめるので尚よいでしょう。

 

特に産業動物の分野は、典型的な問題しか出ません。1週間くらいでほとんどの問題は網羅できると思います。

 

小動物は細かく分かれているので、消化器や循環器といった頻出分野から進めていき、泌尿器や呼吸器などは、メジャーどころさえ押さえておけば問題ないでしょう。

 

 

また血液の性状値はある程度覚えておいてくださいね!これは問題を解く上でとても重要なヒントとなります。

 

犬と猫は是非とも覚えておきましょう。余裕があれば牛も覚えておくといいかもしれません。

 

なるべく1回の勉強で覚えるためにも、友達と一緒に集中してやることが大切です!!
そして過去問を何回もやることで傾向を掴みましょう!

 

特に画像問題は、得ることが多いので、要復習です!!

 

さいごに

 

獣医師国家試験において、臨床科目はとても重要な科目であることは明白です。またそのため分量もとても多いです。

 

そして多くの人が、本当に大丈夫か心配になるでしょう。

 

でも本当に大丈夫です。僕が保証します。臨床科目に関してほとんど知識がなく、国試1か月半前から対策した僕が言うんだから大丈夫です!

 

基礎系科目のほうがよっぽど大変です。
臨床科目はむしろ楽しいですし、覚えやすく忘れにくいです。

 

得点源になる人が殆どでしょう。画像問題も心配には及びません。ほとんど画像を見なくとも解けます。

 

国家試験とはそういうモノなのです。

 

だから心配せず、まずは基礎科目を確実にしましょう。特に生理・薬理・病理、そして微生物学や公衆衛生学です。

 

これらをやっておくと臨床科目でも役に立ってくれます。臨床科目は息抜きくらいに思えるようになりますよ!

 

優先順位を間違えず、確実に進んでいきましょう!!

あと少しだけ頑張って、楽しい3月を迎えましょうね!

 

では!!