日本最北端の獣医師ブログ!
獣医師国家試験奮闘記

獣医師国家試験のおススメ勉強順とは??

皆さんこんにちは!

最北端獣医師のノスケです!

僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業して、現在は日本最北端の地で牛の獣医をやっています。

 

受験生くん
受験生くん
獣医師国家試験が迫ってきて、いろいろ勉強を開始してみたんですが、どういった順番でやればいいでしょうか?

 

今回はこんな疑問に答えていこうかなって思います!

 

この記事の内容!

・獣医師国家試験でのおすすめ勉強順とは?
・重要度の高い科目とは?
・時期別やるべき科目!
・沼にハマりやすい、気を付けるべき科目!

 

これらについて語っていこうかなって思います!

 

獣医学科に進んだ人なら誰しもが最後に通る最終関門

”獣医師国家試験”

これをクリアしなければ獣医師にはなれず、6年間の頑張りがフイになってしまいます。

 

とはいえいきなり勉強しようにも、何からやっていいのか良く分からないですよね?

 

だから国試に合格した僕から、お勧めの勉強順をご紹介します!

 

ではいきましょう!!

 


 

まず取り掛かるべき最重要科目とは?

 

実は僕は以前の記事において、国家試験対策を始める際に、一番最初に勉強すべき科目をご紹介しました。

獣医師国家試験で、最初に勉強すべき科目とは!?【生理学】皆さんこんにちは! 最北端獣医師のノスケです! 僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業して、現在は日本最北端の地で牛の獣医をや...

 

そこで僕は”生理学”がいちばんお勧めであるということを述べました。

 

その理由として、

・勉強しやすい(分かりやすい、量が少ないなど)こと
・その科目をやることでその後の他の科目の勉強につながること
・出題数も多いこと

などが挙げられます。

 

 

国家試験の予備校である国試研の人も、獣医師国家試験において”3つの理”が大切であるとおっしゃっていました。

 

それは、生理学・薬理学・病理学なのですが、その中でも上記の3つの条件を満たしているのが生理学です。

 

とはいえ、生理学だけではさすがに合格は出来ません(笑)

のすけ
のすけ
生理学をある程度やった人が次にやるべき科目って何だろう?今回はお勧めの対策順を紹介するよ!!

 


国家試験でおすすめの勉強順!

 

国試の科目重要度ランキング!

まず国家試験の出題科目を大きく分けて4つくらいに分類します。

 

①さきほど僕が最重要だと説明した”3つの理”たち

・生理学、薬理学、病理学

 

②そしてその次に重要であり、出題数も多い科目

・微生物学、伝染病学、公衆衛生学、寄生虫学、臨床分野、解剖学

 

 

③そこそこの出題数があり、無視はできない科目

・魚病学、毒性学

 

④ぶっちゃけやらなくても良い科目

・放射線学、動物行動学、野生動物学、生化学、etc…

 

 

こんな感じに分類できると思います。

まあ①がいちばん重要度が高く、④に向かうにつれて重要度は低くなります。

 

 

当然①の科目から対策していけば間違いないので、とりあえず①の科目からつぶす!って考えで良いと思います。

 

 

でも正直①の科目の中でも、

薬理学は薬の名前をたくさん覚えなくてはならず、あんまり早い時期からやっても結局忘れてしまいます。

 

また病理学は、総論においては出題数も多く範囲も狭いため、対策しやすいですが、各論となると途端に難しくなり、量も何倍にも膨らみます。

獣医師国家試験と病理学!!皆さんこんにちは! 最北端獣医師のノスケです! 僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業して、現在は日本最北端の地で牛の...

 

なので、ぶっちゃけ始め時も辞め時も分かりづらいんですよね(笑)
僕もそれで無駄なことをしたなあって思います。

 

そんな僕の失敗も踏まえつつ、時期別の勉強順の一例をご紹介するので、よろしければ参考にしてみてください!

 

 

10月~11月

この時期はとにかく出題数が多い科目を優先してやるようにしましょう!

先ほど説明した分類した中で言うと、①や②です。

 

 

とはいえ、薬理学に関しては、薬の名前を早い時期から覚えても結局忘れてしまうことになるため、あくまで作用機序やざっくりとした分類を理解できたらOKです。

 

 

また病理学も、総論はとても重要で分量も少ないため、お勧めの科目なのですが、各論になると途端に覚える量が増え、そして難しくなります。

 

だからあまり最初の段階で、各論までやるのはお勧めできません。
総論をしっかりやれば、かなり得点できるようになるので、総論だけで十分です!!

 

 

よって、まず生理学、薬理学のベースとなる部分、そして病理総論あたりを一通り勉強したら、②に分類した公衆衛生学や微生物学、伝染病学、寄生虫学などを勉強しましょう!

 

 

そして、②の中に分類した科目の中でも、解剖学は果てしないですし、臨床分野は基礎科目が分かってないと厳しいことも多いため、あまり最初のうちからやるべきではないように思います。

 

 

というわけで、11月までに生理学、薬理学のベース、病理学総論、微生物学、公衆衛生学、伝染病学、寄生虫学あたりを対策できたらOKです!

・10~11月で、生理学、薬理学のベース、病理学総論、微生物学、公衆衛生学、伝染病学、寄生虫学あたりを対策できたらOK!

・他はまだほっといて良い!

 

 

12月

この時期になると、大学の対策授業も本格的になり、そして多くの大学で卒業試験が行われます。

 

なので、このタイミングで必要であれば薬理学の薬の名前を覚えたり、解剖学の基礎的なことを学んだり、臨床分野のいくつかを対策し始めても良いと思います!

 

とはいえ、おそらくほとんどの人は12月になると少し気持ちがダレてきてしまいます(笑)

実際僕もそうでしたから。

 

 

なので息抜きがてら、魚病学や毒性学を極めても良いタイミングです。年内に③に分類した2科目を完璧にできたら、かなり良いペースです!

 

 

そして、11月までに終えられなかった部分を補填しつつ対策していけば、多くの人が年内にはABCD合計で65%前後は取れるようになっているでしょう。

 

 

その際特に画像問題の対策をしていなくても、意外と取れるようになっているもんなんです。だから定期試験のように普通に勉強していれば大丈夫です!

 

 

そしてこの段階でも、正直言って病理各論や解剖学はほとんど対策しなくても良いんじゃないかなって思います。

 

 

終わりが見えないし、そんなに点数に結びつかないし…
多分途中で嫌になっちゃいますよ(笑)

 

 

だからまずはそれ以外の部分で、確実に合格ラインを越えられるようにしておいて、そしてさらに高みを目指すときに、解剖なり病理各論をやると良いと思います!

 

・12月は、ABCD問題の合計が65%前後になればOK!

・ここでも解剖学や病理各論はやらなくてもOKでした!

・クリスマスや年末とか、中だるみしそうな時期に、魚病学や毒性学で息抜きしてもいいかも!

 


 

1月

 

まあ年末年始は割と皆勉強しません(笑)
僕も実家で酒飲みまくってました。

 

まあ1月の5日くらいから勉強再開できたら十分です。

 

そして1月に入ったら、臨床分野を重点的にやると良いと思います。また繁殖学もこの時期くらいから開始くらいの気持ちで良いと思います。

 

ある程度色んな科目を網羅したこの時期なら、頭にも入りやすくなっているはずです。

 

そして臨床分野や繁殖学もやりつつ、過去の内容も復習していきます。そしてAB問題を過去問で8~9割取れるようになれば、もう合格は確実です。

 

ここで余裕が出てきた人は、それこそ解剖学や病理各論をやるといいと思います!
僕の場合は、1月の後半くらいから解剖学や病理各論もぼちぼちスタートさせました。

 

 

とはいえ病理各論は、いくらやっても無駄!という結論に至ったので、すぐに辞めましたけどね(笑)

 

 

そして1月が終わるくらいから暗記を本格的にスタートするのもお勧めです!
特に薬の名前はすぐに忘れてしまうので、何回も復習することを強く勧めます!

 

 

また寄生虫学は、生活環だったり、宿主とか本当にややこしいので、毎日少しずつでも触れておくことが重要です。

 

メインは臨床分野や繁殖学、解剖学などで良いとは思いますが、暗記科目は本当にすぐ忘れるので、ちょっとずつ触れていくとなおgoodです!

 

・この時期になると、基礎的なことはかなり理解できているので、発展的である臨床分野や繁殖学などをやると良い!

・解剖や病理各論といった沼にハマりやすい科目は、ほどほどに!

・過去問演習でAB問題の合計が8~9割くらいまで行けば、もう落ちるわけがない!
CD問題はほっといてもできるようになっている!

 

2月

この時期になったら、もうあとは新しいことはやる必要はあまりありません。

ほとんどの人が既存も知識、そしてこれまでやったことで十分合格点を取れるからです。

 

後は過去問演習で間違えたこと、何回やっても忘れてしまうこと、薬の名前やウイルスや細菌など、それ単体を覚えるだけで得点になるものを重点的にやりましょう!

 

 

画像問題もここから本格的に詰めてもいいですね。
まあでもほとんどの人が、思っている以上に画像問題の対策をしてなくても、解けるようになっています。

 

だからそんなに心配しなくても大丈夫ですよ!!

 

 

だから2月にやるべきことは、国試1週間くらい前になったらそれだけを読めばOK!みたいな自分だけのノートを作っていけばいいと思います。

 

会場でもそれだけを勉強すると良いかもです!

 

毎年会場にとんでもない量の資料を持っていき、近くのファミレスやホテルの部屋で死にそうになりながら勉強する人がいますが、はっきり言ってメンタルが削れるだけですし、焦りだけ増すだけです。

 

 

僕たちの代には、半分徹夜で臨んだ人もいるくらいです(笑)

最後の時期こそ、やることはなるべくシンプルに!
それで十分ですから!

 

・もう9割方の人は合格ラインにいるから、自分専用の覚えるべきノートを作って、やることをシンプルにしよう!

・画像問題を詰めても良いけど、今までの勉強で思っている以上に画像問題も出来るようになってる!

 

 

 

国試なんて、普通に勉強してれば基本落ちない!

 

勉強順についてあれこれと言ってきましたが、これはあくまで僕なりの考えなので、色んな方法や勉強順があると思います。

 

多少間違っていようが、開始が遅かろうが、なんだかんだ受かってしまうのが国家試験です。

 

それにやり方が間違っていても友達と一緒に勉強していれば、それを指摘してくれます。不安な人は、ぜひ誰かと一緒に国試を乗り切ってください。

 

とはいえ沼にハマってしまうような科目(解剖学や病理各論)については、気を付けてくださいね。

 

まあこれを読んでいる皆さんは、これまで数々の修羅場を潜り抜けてきた猛者でしょうから、自分で修正しながらしっかり最適な対策を行えると思います。

 

 

僕の経験談も参考にしつつ、自分なりのスタイルで国試をサクッと乗り越えちゃってください!!

 

では!