日本最北端の獣医師ブログ!
現在獣医学科の人へ伝えたいこと

現役NOSAI獣医師に聞きたいこと!!(NOSAI道央)

皆さんこんにちは!!

 

最北端獣医師のノスケです!僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業し、現在は日本最北端の地で牛の獣医師をやっております。

 

ところでこの記事の読者の中には、先日11月20日に行われたNOSAI道央オンラインガイダンスにご参加いただいた人もいるのではないでしょうか?

 

その時はご清聴ありがとうね!!(笑)

 

募集人数100人という枠を超えてのご応募本当にうれしかったです。まさかこんなにたくさんの人が聞いてくれて、しかも2回目以降の希望もたくさんいただき、獣医になって良かった!!って思ってます(笑)

 

ところで、あのガイダンスは2時間半という限られた時間で行われたため、全ての質問にお答えすることは出来ませんでした・・・

 

「本当はもっと色々と聞きたかった…」
「あの場ではちょっと聞きづらかった…」なんてこともあったんじゃないでしょうか?

 

皆さんがお答えしてくれたアンケートには、そんな質問がズラリとあって、NOSAIへの関心の高さに驚かされました!

 

 

だから!!今回は!!せっかくだから、そんな質問に僕が独断と偏見で可能な限りお答えしていこう!!!って勝手に思い立ってこの記事を書いています(笑)

 

 

完全に僕だけの答えになってしまうので、必ずしも合っているか分かりませんが、NOSAIの実習に4か所も行き、そして現在NOSAI獣医師として働いているので、何かしらの参考にはなると思います!

 

では早速行きましょう!!

 

のすけ
のすけ
今回はとにかく1問1答形式でどんどん答えていくよ!!



 

 

NOSAI獣医師に聞きたいこと!!

 

低学年と高学年では実習の内容は異なるんですか?具体的にどんなことを実習でやりますか?

 

確かにこれは気になる…!

まあ結論から言ってしまうと、君たちが実習で行うことは、先輩獣医師の1人に着いていって、往診や手術など1日の業務を一緒に過ごすことです。

 

基本的には先輩獣医師の車に乗り、往診先では後ろを着いていき、どんなことをしているのかを見て学びます。

 

その実習生の経験度合いにもよりますが、注射や採血、直検などをやらせてもらうこともあります。

 

まあ本当に”体験”って感じだから、気張らなくてOK。

 

 

後は手術の助手の体験をしたり、夜は飲みに行ったり、観光に連れて行ってもらったり、一緒にジムに行ったり(俺だけ?)、とまあ半分観光ですね(笑)

 

特に学年によってやることが変わることはないので、別に1年生でもどんどん参加して大丈夫です!!!

 

 

あと、実習は最長で2週間ですかね。
まあ最短だと2日くらいでもいいみたいです。

 

僕は5年生のころに3つくらい行ったので、1つの診療所当たり4日にしました!

 

 

実習に行ったことがある支所に配属はされやすいのですか?

う~ん…

これは難しい質問ですね(笑)

 

これは完全に主観なのですが、やはり希望する支所には、実習に行っておいたほうが良いと思います。

 

普通の企業のインターンと同じで、やはりその支所への情熱があるほうが、採用側としてもうれしいものです。

 

実習に来てくれる=その支所に関心がある

 

って普通は思われます。就職試験本番の筆記試験と面接だけでは決まらないのが、就活です。

 

印象を残しておくためにも、ぜひ行きたいところには実習に行っておきましょうね!

 

というかやっぱり自分が実習に行った中から決めたほうが良いので、もし少しでも興味があるのなら、2~3日でもいいので実習にいきましょう!

 

 

他の地区のNOSAIとの違いを詳しく聞きたかったです

これは…

下手なこと言えないですね(笑)

 

僕もそこに就職しているわけではないので、詳しいことは知らないのですが…

 

まあでも北海道には同期がたくさんいるので、遊んだ時や研修などで色々聞きます。
その時に聞いたことを基に、本当に独断と偏見で、簡単に5つの組合を紹介します!

 

文句はなしで!!(笑)

 

道東NOSAI

・給料が良い!
・獣医師の数が多いから、休みが取りやすい!
・忙しい!
・治療のレベルが高い!
・割と都会?でも天気が悪くて、アクセスもあんまり良くないかも・・・

 

 

十勝NOSAI

・死ぬほど忙しい
・しんどい?(笑)
・寒い
・猛者が揃っている
・毎年人気が高く、落ちる人が多数

 

 

道南NOSAI

・馬を診療する地区は、まじで大変そう…
・朝早い
・都会近くて羨ましい!
・働いている人の満足度は高そう!
・でも給料がちょっと安いかも…

 

オホーツクNOSAI

・謎
・寒そう
(ごめんなさい同期も少なくて、しかも実習に行ったこともないので本当に分かりません。)

 

道央NOSAI

・和気あいあいとしている診療所が多い?
・忙しいところとそこまで忙しくない診療所があり、自分のスタイルに合わせて就職先を選べる
・北海道の観光名所が近い
・なんか他の組合より時代の先を進んでる(今回のオンラインガイダンスとかね!)
・給料がgood(道東に次ぐ?支所によりけり)

 

 

ざっくりですいませんが、僕がこれまで色んな人と関わってきて得たイメージです。

まああとは自分の目と耳で確かめてみることをお勧めします!!

 

Seeing is believing!

”百聞は一見に如かず”ですよ!!

 

 

NOSAI獣医師の大変なところ、キツイことも知りたいです

 

まあそりゃ説明会でそんなにネガティブなことは言えないよね(笑)

そんなこと言ったら皆就職したくなくなっちゃうから。

 

でも実際皆さんが知りたいことって、良いことよりも実は悪い?(ネガティブ)ことだったりしますよね。

 

だから僕がNOSAIに就職してみて、しんどいな~って思ったことをいくつかご紹介します!

 

とはいえこれは仕事ですから、きついことがあるのは当たり前ですし、まあある程度覚悟をしておかないと獣医師って仕事は務まらないかもです。

 

 

①1年目とか関係なく、農家さんからは先生扱いなので、プレッシャーが重大!

 

ちょっと前まで、なんの責任もない学生だったのに、ちょっと国試勉強を頑張ったに過ぎない自分が、先生として頼りにされる…

 

確かに、そのために獣医師になったのですから嬉しいのですが、やっぱり急に立場が変わるとプレッシャーもかなり感じます…。

 

出来ないことも多い中、いきなり生きた牛相手に診療をするのは、なかなかに大変です(笑)

 

 

まあそうやって成長していくものなので、がむしゃらに頑張っていれば大丈夫です!!

 

 

②牛がデカい、思い通りにならない…

牛って成牛なら600~700キロあるんですよ。基本的に彼らは優しいので、とっても可愛いんですけど、中には暴れ牛もいるんですね。

 

人間が暴れてても怖いのに、その10倍くらい重い生物が暴れたら、もう手が付けられません(笑)

 

蹴られたり、頭突きされたり、突進されたり、踏まれたり…
まあ割と痛い思いをすることもあるので、それは大変かも…

 

まあ慣れていけばタイミングとかつかめるので、ケガすることも少なくなりますよ!

 

 

③運転

基本的に農家さんには自分で運転していくので、1日に100~200キロくらい走ることもザラです。

 

運転は疲れます(笑)
牛の診療+運転で結構疲れているなあって感じます。

 

さらに道も覚えなきゃならないです。頻繁に道を間違えますし、迷ったりします。
ただでさえ仕事が遅いのに、運転でさらに時間を食うので、割と神経使ってますね(笑)

 

 

あとは冬道が怖すぎ!!

まさにデスレース(; ・`д・´)

 

ちなみに僕は二回ほどやらかしました(笑)
一回道から落ちたときは、死んだばあちゃんが見えた気が…

 

まあ思いつく限りではこんな感じですかね。

 

後は田舎が思った以上に田舎なので、不便っちゃ不便です(笑)
正直言って、想像以上…

 

まあ慣れちゃえば…ってとこはありますが(笑)

 

 

実習の日程(最短と最長)はどんな感じですか?

僕が知る限りだと、実習の最短は2日くらいだと思います。

 

 

基本的には5日間(月~金)実習を行うんですけど、本人の都合とかでもっと短くしたい場合は、その旨を告げれば短くできます!

 

逆にもっと見たい!とか、学校の単位の都合上2週間実習を行いたいって人は、2週間実習を行うことも出来ます。

 

まあ2週間もいたら、色んな先生と仲良くなって印象付けはばっちりでしょうね!

 

僕の場合は、最初は5日間実習に行っていましたが、正直3~4回目くらいからは4日とかに短くしてもらってました。

 

 

新人研修はどんなことをしますか?(日程等もできれば)

僕たちの代は、コロナウイルスの影響で、そもそも開催されるかどうかさえ怪しいところでした。

 

なので、実施されることになっても、期間は半分の3週間でした。

 

本来は2週間と4週間の2クール制になっており、就職してすぐに行われる1週間の社会人基礎研修と合わせて、約2か月程度の研修があります。

 

 

実際に行うこととして、ロープワークや直検、注射などの基礎的なこともやりますし、研修所ならではのハイレベルな治療も学ぶことが出来ます。

 

 

日々の診療で使うであろう技術や知識は、この研修で一通り学ぶことができます。僕もとても役立っています。

 

全く牛に触ったことがない人が就職しても大丈夫なように研修をしてくれるので、本当に助かりました。

 

また友達もたくさんできるので、これは北海道NOSAIの特権ですね!

 

 

まだまだ聞きたいことがあれば・・・

今回は実際に寄せられた質問についてお答えしていきました。

 

素朴な疑問から、結構深い所まで質問されて僕も答えがいがありました!

 

もしこのほかにも聞きたいことがあるなら、お問い合わせコーナーからぜひ質問していただけたらって思います!

お問い合わせ ...

これから獣医師になる皆さんには無限の可能性があります。

 

自分の将来ですから、真剣に真摯に向き合って、そして分からないことはどんどん質問して解決していきましょう!!

 

現在はコロナウイルスの影響で実習もなく、また実際に話を聞くという機会もあまりありません。

 

ですので、こういった数少ないチャンスに飛び込んで、ぜひ有益な情報をゲットしましょう!!

 

 

では!!