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獣医学科の受験情報

私立獣医学科の偏差値と難易度ってどのくらい??

皆さんこんにちは!最北端獣医師のノスケです!僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業し、今は日本最北端の地で牛の獣医師をやっています!
大変な日々ですが、毎日が充実していますよ!!

 

 

さてそんな僕も6年前は勉強に日々いそしむ受験生(またの名を浪人生)でした(笑)
情報の少ない獣医学科について日々調べ、勉強し、そしてとにかく受験しまくりました。当時は岡山理科大学がまだ存在しなかったので、私立獣医学科は全部で5大学でした。

 

 

その私立獣医学科をすべて受験し、合格したり不合格だったり…。今回はそんな自分の体験+周りの同級生や先輩後輩の話を基に、私立獣医学科の難易度についてランキング形式にまとめてみました。

 

 

実際に予備校などから発表されている偏差値ではいまいちピンとこない人も多いでしょう。ですので、実際の体験談に基づく、難易度を今回はご紹介します!

これを基に受験計画を立ててみてください!!

 

私立獣医学科の難易度ランクはどんな感じなの??

ぱぐのすけ
ぱぐのすけ
なんか予備校の偏差値ランクだと、年度や予備校によって偏差値もランキングも前後してるんだよね。実際そんなに変化するもんなの?
のすけ
のすけ
確かに見るサイトによって微妙に異なっているよね!でも実際は難易度ランクは毎年ほぼ同じだし、合格しやすい大学と逆に合格しにくい大学は毎年同じだよ!

 

では実際私立の獣医学科の受験難易度ランクはどのようになっているのでしょうか?
以下に示すのが私立獣医学科の格付けです。

 

ランク 大学名 偏差値&
センター利用合格者最低点
備考
最上級(国公立獣医並) 日本獣医生命科学大学 67.5(河合)
88~89%
難関(上位) 麻布大学
日本大学
62.5~65.0(河合)
87~88%
日本大学はセンター利用試験は廃止
難関 北里大学
酪農学園大学
60.0~62.5(河合)
80~84%
未知数
(比較的入りやすい?)
岡山理科大学 不明 まだ設立2年目で合格者最低点などが公開されていない。

 

ではそれぞれについて解説していきます!!

 

最上級ランク(国公立大学並)

まず私立の獣医学科で難易度が抜きんでているのは、日本獣医生命科学大学です!これは満場一致で私立獣医学科で最難関でしょう。

 

 

その理由として、

①他の私立大学と比べ合格者の数が少なく、倍率が高くなりがち

②センター利用の科目が特殊である

といったことなどが挙げられます。

 

 

①についてですが、そもそも私立の獣医学科は辞退する人のことも考慮して、定員よりも多く合格者を出しています。多いところだと定員の倍以上です。

 

しかしこの大学はあまり多く合格者をだしません。その理由は定かではありませんが、他の私立獣医学科より数十人も合格者の数が少ないです。辞退する人がそもそも少ないこともあるのでしょう。

 

そのため必然的に倍率が高くなります。毎年15倍前後になることが多く、高くても10倍程度の他の大学とは一線を画しています。

 

 

また②についてなのですが、センター利用試験の科目において、現代文が必須となっています。他の大学であれば、基本的に科目は英語・数学・理科のみです。その3科目に焦点を当て、ひたすらに対策を積めばよいのですが、日獣はそうもいきません。

 

 

そもそも現代文を安定して得点できる人ってそんなにいないですよね?僕の周りでもコンスタントに得点できる人が一番少ない科目だったなあと思います。でもその現代文込みで、9割近く得点しないとセンター利用試験には合格しません。

 

 

また一般受験もセンター試験の結果+個別試験で判定されるため、一般試験対策だけで良いわけではなく、受験生の負担が重くなってしまいます。その点ですでに他の大学よりも大変であると言えるわけです。

 

 

まあそれに加えてそもそもの合格点も高いんで、単純に難関ってことでもあるんですけどね(笑)

 

 

 

しかし2019年から日本獣医生命科学大学は一般入試の第3回目を実施しています!そのためチャンスがより広がっています。

 

そして不思議なことにその日程の倍率が6.3倍と、他の日程と比べ合格しやすくなっています。第1回よや2回より人が集中しそうな気もしますが、なぜなのでしょう。どちらにせよ案外受けてみたら、すんなり受かっちゃうかも!!

ぱぐのすけ
ぱぐのすけ
試験の日程が3/4で、そこまで気力や集中力が持つ人が少ないからかな?
のすけ
のすけ
それもあるだろうし、他の大学に合格決めた人が、もう受験しないってからって理由もありそう。獣医学科に合格できたら、大学名にはそこまでこだわらないって人も多いだろうし!

 

また今は理科の科目として物理を選択できないので、かつてのような物理の問題が生物に比べ簡単すぎるため、物理選択者が有利ということもなくなりました。なので生物選択者の人たちにとっては追い風が吹いています!!

 

難関(上)クラス

さて、お次は日獣に次ぐ難関上位ランクの大学についての紹介です。ここで紹介する2大学(麻布大学と日本大学)は年度やサイトによって、北里大学や酪農学園大学よりランキングが下になっていることがありますが、やはり明らかにレベルは上です。

 

それは合格最低点や、倍率、そして実際に受けた人の中での合格率からも明らかです。

 

その理由として

①センター利用のボーダーが年度によって変化しない

②1日程あたりの合格者がそこまで多くない

ことなどが挙げられます。

 

どういうことかというと、まず①についてですが、センター試験が難しい年も簡単な年も、合格者最低点がほとんど一緒なのです。つまりセンター利用ではどんな難易度であっても、コンスタントに88%以上は取らないと合格しません。

 

 

今では日本大学がセンター試験利用を廃止したため、麻布大学のみの話になってしまいますが、センターの難易度に左右されないということはそれだけレベルが高いということです。

 

 

ちなみに後述する北里大学や酪農学園大学は、センター試験の難易度によって合格者最低点が変動します。

 

 

また②についてですがそれ、さすがに日獣ほどではないにしろ、この2大学もまた1日程あたりの合格者はあまり多くありません。それによって倍率も10倍前後と高くなっています。

 

 

とはいえ試験科目は理数科目のみなので、集中して対策することが出来ます。

各大学の詳しい受験科目・倍率などは以下を参照してください!

 

難関(中)

ここに分類された大学は確かに世間一般的には難関であることには変わりませんが、上の分類の大学に比べると比較的入りやすい大学であるといえます。

 

そこには上記に大学とは明確な差があります。

そしてどうして比較的入りやすいのかというと、理由として

 

①センター利用の合格者最低点が難易度によって変化する

②1日程あたりの合格者が他に比べ多い

 

ことなどが挙げられます。

 

まず①についてですが、他のランクの大学と違い、その年のセンターの難易度によって合格者最低点が変化します。つまり難しい年にはボーダーも下がるということです。
またその点数は毎年他のランクの大学群に比べ、数%低くなっています。ですので合格しやすいといえます。

 

具体的な数値は上の表のとおりです。

 

 

また②についてですが、1日程当たりの合格者が多いです。そのため倍率も5~7倍で比較的合格は取りやすいです。日獣の15倍、麻布、日大の10倍と比べると比較的低いことが分かります。辞退者が多く出ることも考慮してのことだと思います。

 

 

さらに2月の後半や3月の日程の試験はもっと倍率が下がり、3~5倍なので、そこの試験まで気を抜かずに頑張り続けられるのならば、さらにチャンスは広がるでしょう!

 

各大学の日程については以下を参照してください。

 

未知

正直岡山理科大学については未知なことが多いです。理由として

 

①できたばかりで傾向など分からない

②合格者最低点が発表されていないため、どの程度取ればいいのか分からない

 

といったことがあるからです。これからもっと時間がたてばそれらも公表されるとは思います。ですが岡山理科大は試験の日程がとても多く、チャンスが多く存在します。またセンター利用は倍率が3~5倍程度なので、そこはねらい目かと思います。

 

ぶっちゃけ、僕は岡山理科大学は今はかなり入りやすいんじゃないかなって思ってます。獣医師の確保として新たに建てられた大学です。そんなに厳しくするわけがないのです。

 

第一期生が国試を受けるまでの数年間は、少なくとも入りやすい状態は続くんではないかなと思います。入学者も実際に多いですし。

 

行くか行かないかは後々決めるとしても、弾みをつけるために一回くらいは受けるべきなのではないかと僕は思います。

 

 

 

私立獣医学科受験の実情とは?

僕が大学に入り、そして多くの人と交流し受験のことを聞いた結果、やはりこのランキング通りの難易度だなって改めて感じました。

 

やはり日本獣医生命科学大学に合格した人は少なく、北里や酪農学園大学に合格した人は多いです。麻布大学の同期にも、北里大学や酪農学園大学にも合格した人は多かったです。

 

 

また麻布と日大に両方合格した人は驚くほど少なかったです。やはり同じぐらいの難易度ですので、両方合格するのは大変だということです。

 

 

しかし面白いことに全大学落ちたのに、最終的に麻布から補欠合格を貰ったりする人もいたりして、必ずしもこの難易度通りの受験結果になるわけでもないようです。

 

受験は運の要素も大きいので、諦めずに全大学を受験することを強く勧めます!!
受験戦略については以下の記事をぜひ参考にしてみてください!!

私立獣医学科に合格するための3つの戦略皆さんこんにちは!最北端獣医師ノスケです!僕は去年麻布大学の獣医学科を卒業し、現在は日本最北端で牛の獣医をやっています! ...

 

~一番大切なこと~獣医学科はどこの大学に進んでも、差はほぼ無い!

そして今までそれぞれの大学の難易度について、様々語ってきましたが、一番伝えたいのはどの大学に進学しようが、学ぶ内容、教育レベル、就職、そして一番大切な国家試験合格率においてほとんど差はないということです!!

 

獣医学科のとてもいいところがこのポイントなのですが、本当に学べる内容や、そのレベルが大学間で遜色がないんです!!

 

 

だから獣医になるという大きな目標を叶えるという点においては、大学は関係ないということです。卒業した今となっては、大学にはこだわらず、受かった大学で全力で頑張ればいいと僕は思います。

 

そのことについては以下の記事で熱く語っているので、よろしければどうぞ!

私立獣医学科を受験する皆さんに知っておいてほしいこと皆さんこんにちは!最北端獣医師のノスケです!僕は麻布大学獣医学科に通っておりましたが、2020年の獣医師国家試験に合格し、現在は日本最北...

 

皆さんそれぞれに行きたい大学があると思いますがその点だけは踏まえたうえで、受験してください!

受験では差は多少ありますが、それも入ってしまえば関係なくなってしまいます。ですのでその点は安心して進んでください!!

 

皆さんのいい結果を期待しています!!

では!!