日本最北端の獣医師ブログ!
獣医学科の小ばなし

私立獣医学科を受験する人の半分は記念受験だという話

皆さんこんにちは!最北端獣医師のノスケです!

僕は2020年に麻布大学獣医学科を卒業し、現在は日本最北端の地で牛の獣医をやっています。そんな僕も6年前は受験生で、皆さんと同じように獣医学科を目指す学生でした。

 

 

現役時に見事に受験に失敗し、浪人を経験。そして浪人を経て何とか麻布大学獣医学科に合格できました。受験はとても大変な経験でしたが、実に多くのことを学びました。

 

 

今回はその中で、私立獣医学科ある一つの受験に関するある1つの真実をお話ししたいと思います。

 

ではいってみましょう!

 

 

私立獣医学科の受験生の半分は記念受験!?

 

ぱぐのすけ
ぱぐのすけ
ええっ!これってどういうこと!?
のすけ
のすけ
まあ読んで字のごとくなんだけれども、これからそのことについて詳しく説明していくね!

 

そもそも皆さんは私立獣医学科のおおよその倍率を知っていますか。これは大学や受験日程によって変わっては来るのですが、およそ8~10倍前後と言われています。

 

 

ではその中の全員が獣医学科の合格できると心から信じて、そして戦い合える状態で受験してるのでしょうか?

 

 

答えはNOです!これは僕自身が現役時にそうでしたし、そのとき一緒に受けた人、浪人時に一緒に受けた人たちを見て気づきました。

 

 

例えば身近にいる人なんかでは、明らかに模試などの成績が足りてないのに、もしかしたらを信じて受験する人がいました。また試験会場にいた受験生では、途中で諦めて寝ちゃったり、最悪休み時間に帰っちゃう人もいました。

 

 

こういった人たちのことを俗に記念受験生というのですが、獣医学科受験を通して僕が感じたのは、こういった人たちが半分くらいいたのではないかと思うんです。

 

 

僕の周りに、僕を含めて4人獣医学科を受験した人がいました。その中で合格できたのは2人です。落ちた2人は始めから落ちるのが分かっていたような状態で、しかもそこまで情熱的ではなかったです。

 

 

やはり半分くらいに人は、記念受験と言われても仕方ないような人が受けているという事実が存在します。

 

そしてこの事実から2つのことを伝えたいことがあります。ここからがメインテーマです!

 

 

 

 

この事実から伝えたいこと!

 

①見かけの倍率にビビってはいけない!

まず伝えたいことの1つ目は、公表されている倍率はあくまで見かけの倍率なのだから、そこまでビビらなくていいという事実です。

 

 

たとえば一番多くの人が受ける一般試験は、倍率が10倍くらいまで上がることも珍しくありません。となると受かるのは10人に1人。しかし実際勝負できる位置にいるのは、定員の5倍前後の人たちです。

 

 

 

倍率10倍と5倍ではずいぶんと気持ちも変わってくるのではないでしょうか。僕自身もこの事実に気づき始めてからは凄く気持ちが楽になりましたし、受験会場でも「どうせ2人に1人は記念受験なんだから、頭よさそうに見えるだけで、気にしなくていいんだ。」

 

 

と、リラックスして臨むことも出来ました。受験はメンタルが大きく関わってきます。敵を必要以上に大きくすることはメンタル面に悪い影響を及ぼします。受験当日にも焦りが生まれ、ミスを誘発する可能性だってあります。

 

 

だからこそこの事実を知っておいてほしいのです。

 

 

 

②あなたも記念受験生になっていないか

 

そして、自分自身がその記念受験生になっていないか?ということです。受験生の半分が記念受験なんです。自分が入っていてもおかしくないのです。

 

仮に本人が諦めずに合格を信じていても、客観的事実から記念受験という部類に入ってしまうこともあります。

 

 

例えば、

・理科だけに集中して、英語や数学はおろそかにしてないか?
・とりあえず1大学だけ受験してみよう!と思ってないか?
・行きたい大学の過去問を解かずに臨もうとしていないか?

 

 

ここら辺をチェックしてほしいのです。この項目において当てはまる人は記念受験生の可能性がかなり大きいです!

 

 

まず理科だけに集中してしまっている人です。得意な科目があるのはとてもいいことなのですが、正直獣医学科を受ける人の多くは理科を得意としています。つまりここでは差は生まれにくいのです。

 

 

しかし英語や特に数学は、苦手としている人が多く、ここで合否が大きく分かれます。となるとやるべき科目はこの2つ、その中でも数学ということになります。嫌でも、苦手でも、ここに向き合えた人が大きく合格に近づくんです!

 

 

僕も数学はとっても苦手でしたが、それでもなんとか克服しました。その方法は以下に示しておくので、ぜひ参考にしてみてください!

https://nosukevet.com/%e7%8d%a3%e5%8c%bb%e5%ad%a6%e7%a7%91%e3%81%ab%e5%90%88%e6%a0%bc%e3%81%97%e3%81%9f%e5%83%95%e3%81%8c%e8%8b%a6%e6%89%8b%e3%81%aa%e6%95%b0%e5%ad%a6%e3%81%ae%e5%81%8f%e5%b7%ae%e5%80%a4%e3%82%9220%e4%b8%8a/

 

 

 

そして次に、とりあえず1大学だけとか、全部受けるのはしんどいから少しだけという人たちです。獣医学科受験は仮に実力的には足りていても、その日の実力や運などで落ちてしまうことがあります。

 

僕だって私立獣医学科のはすべてA判定でしたが、結局日本獣医生命科学大学と日本大学には落ちました。それくらい厳しい受験なのです。

 

 

となるとほとんどの人は、判定とは異なった受験結果になってしまうことになるでしょう、受験ってのは予測不可能な部分が多いのです。

 

 

だからこそ、その若さと体力を活かして私立獣医学科は全大学受けるべきなのです。そもそも本気で獣医学科を目指す人ならチャンスはフル活用するはずなのです。だから全大学受けたいと思えないなら、本気度が足りないのかもしれません。

 

 

 

そして過去問対策なのですが、これをやったかどうかで合否はかなり変わります。獣医学科の試験は60分しかありませんから、過去問対策をやっていないと、どこからやっていいか分からず、時間を無駄にしてしまいます。

 

 

僕自身、しっかり対策をした麻布大学はうかりましたが、先述の通り落ちた大学は、対策が不十分でした。偏差値10程度の差なら、過去問対策をしっかりやれば埋められるということを身をもって知りました。

 

 

実際日大の獣医学科に受かった友達は、模試の判定を覆して合格していました。それくらい過去問対策は大切だということです!

 

 

 

記念受験にならないために、模試を活用すべし!!

 

僕が思う、獣医学科を目指す人が活用すべき一番の指標は、模試です!

 

結局これが最強のツールだという結論に落ち着きました。そしてこの模試において僕は

 

”C判定”以上を出すことが絶対条件であると考えます。

 

そしてどんな模試でも良いというわけではなく、河合塾の全統模試など、たくさんの受験生が受ける模試においてこの判定であることが大切です。

 

 

C判定以上なら、その後の学力の伸びも加味すると、かなり合格可能性は高いです。そして複数の大学を受験したなら、どこかの獣医学科には合格できるはずです。(そこに進学するかは別ですが。)

 

 

そしてこの全統模試ですが、8月と10月くらいに行われるものが一番受験する人が多いです。それより前だったり、あとだったりすると受験者数が一気に減り、必ずしもあてにならないということになります。

 

 

ということは割と早い段階でC判定以上を出すことが必要不可欠になるのです。特に現役生にはキツイかもしれませんが、現役でしかも一般試験で合格しようと思うと、それくらい必要ということなのです。

 

 

 

「記念受験だとしても、受けなきゃ始まらない!」と思っている人へ

 

確かにその通りではあるのですが、獣医学科ではあまりそういうミラクルはおきません。確かに僕の同期の友達でも、全大学落ちたのに、麻布から補欠合格を貰って救われたという人はいました。

 

しかしこれもかなりレアな例ですし、やはり受からないよなあって思ってた人はみんな落ちてしまっていました。

 

 

実際僕も現役時は全く同じ状況で、結局どこも受かりませんでした。獣医学科はそれくらい厳しい学科であることを忘れないで下さい。

 

記念受験はやはり記念に終わるようです。

 

 

今日のまとめ!

獣医学科受験の真実!

・私立獣医学科の受験生の半分は記念受験
・だからこそ見かけの倍率ほどビビらなくていい!
・逆に自分がその記念受験になっていないか気を付ける!
・そのための指標が模試でC判定以上!
・模試の判定はなかなか覆らないから、ここに重きを置くべし!