皆さんこんにちは!最北端獣医師のノスケです。
僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業し、現在は日本最北端で牛の獣医師をやっています!
今回はこんな疑問にお答えしていきます!
今回の記事の内容!
・私立獣医学科に合格するために必須の3条件
・どうしてそれが必須なのか
・これらを達成できれば、確実に合格できる
といった内容になっています。獣医学科って情報少ないし、倍率高いし、正直どのくらい点数取ればいいかとか、具体的な指標がないですよね。
今回はそういった方々に向けて、僕の実体験、そして大学入ってからの周りの傾向から学んだ、具体的にこれを達成できれば獣医学科に合格できるっていう指標をお伝えします。
ちなみに今回は”私立の獣医学科編”です。どうして国公立の獣医学科ではないのかというと、国公立の獣医学科は、定員が少なく、色んな要素で難易度が大きく変化するため、これを達成できれば合格できるという指標が明確には示せないからです。
なので今回の記事は
・私立の獣医学科専願の人
・国公立の獣医学科の滑り止めに私立獣医学科を受験する人
達向けになります。
国公立専願の人にはあまり参考にはならないかもしれませんが、読んで損はないので、ぜひ最後まで読んでいってください!!!
ではいきましょう!!
Contents
私立獣医学科に確実に合格する3つの条件!
①全統記述模試で数学の偏差値を65以上に持ってくる
まずはこれが絶対条件です。
僕はこれまで何回も何回も獣医学科受験において数学が大切だと言ってきました。
これは現役時に数学の偏差値が50しかなく、受験した大学に全落ちした経験があるからです。
その後の浪人生活では、数学の偏差値を75まで上げたので、獣医学科に複数合格することが出来ました。
生物や英語は割と皆できるんですよね。落ちてしまう人でも偏差値65以上ってのもざらにあります。
でもどうして落ちてしまうのかというと、皆数学が出来ないからです。これはマジです。
数学が苦手で獣医学科に合格するということはあんまりないんです。
生物選択者は、本当に数学が出来ません。たぶん9割の人は出来ません。それは獣医学科を受験する人たちだって同じです。
でもそれを克服できた1割の人たちが合格するんです。
生物や英語は、皆できます。それによって合否が大きく変わるわけではなく、結局数学ができるかどうかで合否が分かれるんです。
そしてその具体的な数字が偏差値65以上なんです!
これ以下では得意になったとは言えません。
多分多くの人が数学の偏差値が50前後なんじゃないでしょうか。僕もそうでした。
そういう人たちは調子がよければ60くらいまで行くことはあっても、それ以上はありません。
でも数学が得意になった瞬間って、偏差値が15~20くらい一気に爆上がりするんです。
これが得意になったってことなんです。
これを経験してるかどうかがかなり大きいです。そしてそれを全統記述模試で経験してほしいのです。理由は以下の記事で詳しく書いていますが、
要するに
・問題レベルが適正
・受験者が多く、簡単には偏差値が上がらない
などがあるからです。

まずはこれを達成することに全力を注いでください。
大丈夫。数学が出来るようになれば、他の科目なんてちょろいもんです。数学の点数を上げることが一番大変なんですから。
https://nosukevet.com/%e7%8d%a3%e5%8c%bb%e5%ad%a6%e7%a7%91%e3%81%ab%e5%90%88%e6%a0%bc%e3%81%97%e3%81%9f%e5%83%95%e3%81%8c%e8%8b%a6%e6%89%8b%e3%81%aa%e6%95%b0%e5%ad%a6%e3%81%ae%e5%81%8f%e5%b7%ae%e5%80%a4%e3%82%9220%e4%b8%8a/
②8月の全統模試でC判定、10月の全統模試でB判定以上を出す!
そしてこれが第二の条件です。
どんな模試でも良いというわけではありません。河合塾の全統模試、それも8月と10月限定です。
それ以外の模試はあまり参考になりません。
どうしてなのかは以下の記事で書いています!

マジでこの模試で、上に示す以上の成績を取れたなら、獣医学科には落ちません。
断言できます。
でも逆に言えば、そう簡単にはとれないってことでもあります。
そしてこの模試を多くの人が重要視していません。
そして落ちていきます。
僕は浪人してこの模試の重要性を知りました。だからこそ何度もこの模試の重要性を語っているのです!
そしてこれらの模試で、良い判定を取るためには、数学の偏差値65以上が必須になってきます。だから数学は真っ先に伸ばしましょう!!
ちなみに国公立の獣医学科はA判定を取っていても落ちます(笑)
これは実体験でもあり、国公立の獣医学科が超難関である理由です。
③上2つの条件を達成したうえで、私立の獣医学科を全大学受ける
これは1と2を達成したうえでの話になるのですが、私立獣医学科は全大学受験しましょう。これは絶対にしてください!
たしかに何日間も連続で受験するのは、体力的にもしんどいです。
でも20歳前後の体力と気力は思っている以上に半端ないです。
意外と頑張れます。浪人で体力が落ちまくった僕でもできたので大丈夫です!
私立の獣医学科は正直どこに行っても、大学6年間の生活、卒業後においてほとんど差がありません。
だから全大学を受けて、受かったところに行くのがベストです!
確かに皆さん第一志望の大学があると思います。でも入った後に大差がないので、それは入ってから意味のないこだわりだったと気づくはずです。
まあ①と②を達成できてるなら、基本的に第一志望の大学に行けるとは思います。それでも何があるのか分からないのが受験なので、一応全大学受けましょう。
本命の前に受験の緊張感を味わっておくという意味でもぜひそうしてください!!
最後に。諦めないこころが合格を呼び込む
以上が私立の獣医学科に絶対合格する3つの条件です。
めっちゃシンプルですよね?
要するに
・数学の偏差値を65以上にして
・全統模試でC判定orB判定以上を出し
・私立の獣医学科を全大学受ける
たったこれだけです。生物とか英語とか過去問とか、そんなことは大した問題ではありません。この条件を達成できれば、自然とついてきます。
本当です。
だから何をしていいのか分からない、どうすれば受かるのか分からない人は、以上のことに全力を注いでほしいです。
これが最優先事項です!!
そしてもしこれらが達成できなくても諦めないでほしいのです。
確かに達成できるに越したことはありませんが、それでも受験しなければ合格の可能性はゼロです。
僕の麻生大学の同級生でも、成績の足りなさを根性と度胸でカバーした奴がいます(笑)
そいつはめげずに全大学受験し、全落ちしました。しかし麻生大学の補欠合格で2浪目を回避しました。
そんなこともあるんです。

だから現役生の時の僕みたいに勝手に決めつけて受験しないなんてことはしてはいけませんよ!!
では!!