日本最北端の獣医師ブログ!
獣医学科の受験情報

30代40代から獣医師を目指す人へ!【可能?】【どうやって?】

皆さんこんにちは!

最北端獣医師のノスケと申します。

 

僕は現在牛の獣医師2年目として頑張って働いている傍らで、獣医師のことや獣医学科受験についての情報を発信しています!

 

 

過去にもたくさんの記事を投稿しているので、興味があれば読んでみてください!

 

 

さてさて、僕が在籍していた獣医学科というところは、とにかくバラエティーに富んだ学部でした。

 

 

出身地域・年齢・国籍などとにかく多様性に富んでおり、出身は北海道から沖縄まで、年齢も20代から40代までいました。

 

 

そうなんです!

 

獣医学科には30代や40代で入学してくる人もたくさんいて、順調に6年間乗り切って、現在は立派に獣医師として働いているのです。

 

一度大学を出て、社会人として働きながら、獣医師という夢を諦めずに再挑戦するその姿勢は本当にすごいと思います!

 

そして今回はそういったチャレンジ精神に溢れ、勇気ある挑戦をして夢を叶えた人たちの話になります!

 

ズバリ!

”30代40代から獣医師を目指す人達に向けて!過去の成功例に学ぶ編”

です!

 

今回の記事の内容!

・30代40代から獣医師になる人はいるのか?
・獣医学科で会った、それを達成した人達
・お勧めの大学と受験方式
・かかるお金はどのくらい?

 

こういったことについて語っていこうと思います。

 

僕自身浪人を経験して大学に入学しましたが、

 

一度大学を卒業していたり、社会人として働いている中で獣医学科を目指すのはその何倍も勇気が必要なことです。

 

 

本当は挑戦してみたいけど、できるか分からないから一歩を踏み出せない…
そういう人は多いと思います。

 

 

なので今回は、実際に30代40代から獣医学科に入った人の前例と、どういった入試方法がお勧めなのかをご紹介していきます!

 

ではいきましょう!!

獣医学科受験に再挑戦しようか迷っている人へ【絶対にすべき!】皆さんこんにちは!最北端獣医師のノスケです! 今回の記事ではこんな風に思っている人たちに向けての記...

 


 

30代40代で獣医師になった人たちはいるのか?

受験生くん
受験生くん
そもそもそれくらい歳をとってからでも獣医学科に入ってくる人はいるんですか?

 

実は皆さんが思っている以上にたくさんいます!

 

そして皆さんの想像以上に歳を重ねた人が沢山獣医学科には在籍しており、無事国家試験に合格して、現在獣医師としてバリバリ働いています。

 

 

僕がいた麻布大学は、特にそういった人が多いような印象です。

 

僕の学年には150人ほどの同期がいましたが、入学時で20代後半~30代、時には40代の人が1割強はいたように思います。

 

 

たとえ3浪したとしても、入学時の年齢は22歳とかそんなものなので、やはり皆一度大学を出て、社会人として働きながら獣医学科に再度挑戦してきた人たちです。

 

 

そういった人が10人以上毎年しっかりいます。
だから皆さんが思っている以上に、獣医学科に再挑戦することは絵空事ではないということが分かりますね!

 

では次の章で、実際に僕が大学で知り合った、獣医学科に再挑戦した人たちを軽くご紹介していきますね!

 

 

実際にいた獣医学科に再挑戦した人たち!

元農家!ニラの全滅から獣医学科を志望?

この方は、最初は実家の農家を継いでいたそうです。しかし農作物が病気なってしまい全滅…。

 

途方に暮れているときに、ふと今度は獣医に挑戦してみようとおもい、働きながら予備校に通い2年かけて獣医学科に合格。

 

単位を落とすことも、留年することもなく順調に進級。現在もたくさんの人に囲まれながら充実した学生生活を送っています。

 

 

高校生の時に一度獣医学科を夢見たことがあったそうですが、当時は諦めてしまったそうです。

 

 

ただでさえ挑戦する人が少ない獣医学科において、働いてからまた目指すことは簡単なことではありません。

 

一度絶望してから、這い上がった姿にはとても感心させられます。

 

 

元DJ!?人生の大先輩な同級生!

この方はもともと放射線技師の仕事をしながら、DJもやっていました。年は僕たちのほぼ倍くらいです!

 

知らない人がいないってくらい皆から慕われ、そして豊富な知識や経験から、多くの人から頼りにされていました。

 

時には先生がその人に獣医学の質問をするくらいです(笑)

 

 

好きなDJとしての活動を続けつつ、獣医学生としても日々頑張る姿は、みんなの憧れでした。

 

成績もトップクラスで、国試の時も多くの人から質問攻めにあっていました(笑)

 

本人は衰えを感じると言っていましたが、その努力量と知識の豊富さに尊敬の念を感じざるを得ません。

 

 

現在は獣医師としてとても立派に仕事をされています!

 

しかも大学病院で勤務しているため、その過酷さと忙しさは段違いです!
そんな人が身近にいると思うと、こっちまでモチベーションを貰えますよね!

 

 

 

 

大学イチの陽キャ!ラストチャンスを掴んだ男!

この人はとにかくコミュ力が高く、すべての試験を情報の多さで乗り越えてきました。

 

皆が正攻法でやろうとして、ヒーヒー言っている中、最強のまとめや過去問をもってきて皆を救うヒーローでした。

 

 

年上ならではの余裕さ、面白さ、経験豊富さを持ち、どんなピンチでも乗り越えていく姿に僕は憧れを抱いていました(笑)

 

 

 

一緒に飲みに行ったことも何回もあり、こんな人達と一緒に過ごせる獣医学科がとても楽しいと、改めて思わせてくれる人でした!!

 

国試の当日も緊張を全く感じさせず、みんなリラックスさせてくれました。現在は獣医師として立派に働いています。

 

 

ちなみにこの人は、獣医学部に再チャレンジした際、1回で受かった訳ではありませんでした。

 

失敗も経験し、そして親からは、「今年でダメだったら、獣医学部は諦めなさい」と言われていたそうです。

 

最後の挑戦で挑んだ獣医学部受験で、見事に私立の獣医学部に複数合格を果たしたのです。

 

 

飲み会の席で、それを笑いながら話すあたりはやはり凄いと思います。

でもきっと当時はかなり精神的にも辛いことがあったでしょう。

 

それを乗り越えた先に今の立場があるということです。

 

 

 

40歳からの挑戦!女性獣医学生!

この方は40歳くらいから獣医学科に入って、しっかり6年間授業についてきて、国家試験も一発で合格していました。

 

僕自身いろいろ話を聞く機会がありましたが、やはりそのパワーというか、バイタリティーには感心させられます。

 

勉強はあまり得意ではないといっていましたが、とにかく頑張る人でした。

 

わかるまで、出来るようになるまで食らいつき、その諦めない姿勢から多くのことを学びました。

 

 

20歳近く年齢が離れている人たちとも仲良く生活しており、正直普通の大学生にしか見えませんでした(笑)

 

努力し続ければ、どんなこともできるようになるということを教えてくれました!!

 

 

 

このようにたくさんの人が社会人から獣医学科に入学しています。他にもたっくさん居るんですが、特に印象に残っている人達を紹介しました。

 

他にも、薬学部卒の人、外国語学部卒の人、仲には医学部を卒業してから入ってくる変わり者もいましたね(笑)

 

 

ではいよいよ次の章で本題の受験方式についてご紹介していくことにしましょう!

国公立大学と私立大学に分けてご紹介していこうと思います!

 

社会人から獣医学科へ入る方法!

国公立獣医学科

まず残念なことに、国公立の獣医学科に関しては、特別枠は全くないようです。

 

つまりすでに大学を出た経験があるからと言って、それが何か受験でアドバンテージになることはないということです。

 

 

基本的に他の受験生と同様に共通テストを受験し、その後の大学での二次試験の点数の総合で合否が決めれられるということです。

 

 

 

国公立の獣医学科は現役生や浪人生にとってもかなりの難関であるため、そういった受験生たちと競うことになります。

 

 

 

金銭面で恩恵が大きい国公立の獣医学科は、社会人になってから受験する人にとっても魅力的ですが、現役生や浪人生と同じ土俵で戦わなくてはなりません。

 

なので学費の安さや地方にも校舎がある国公立大学を志望する人は、かなりの覚悟が必要でるといえます。

 

 

そうなると私立の獣医学科での特別枠が、社会人から獣医学科を目指す人にとっては、アドバンテージになるわけです。

 

 

 

もし一般枠での受験が厳しいと感じているのなら、私立獣医学科の特別枠を活用していくほうが良いと思います。

 

 

 

ではそちらについても解説していきます!

 

 

私立獣医学科

私立の獣医学科には一般枠と、一度大学を卒業している人や、社会人として働いている人のための受験方式があります。

 

まず一般枠ですが、当然現役生や浪人生と一緒に競うことになります。当然中高と途切れなく勉強している人たちですから、そういう人たちを相手に競うのは少々不利です。

 

その中で、社会人特別枠を採用している大学が5大学ありました。

 

それは、酪農学園大学・日本獣医生命科学大学・麻布大学・岡山理科大学・北里大学の5つです。

 

ではそれぞれについて詳しく見ていくことにしましょう。

受験の内容、出題科目、合格者の数や倍率等をチェックしていきましょう!

 

 

酪農学園大学

学士等推薦入学試験

「専願※1」志望で下記の条件を満たしている者

・学士および短期大学士以上の学位あるいは準学士の称号を有する者または見込みの者で、4段階評価大学および短期大

学並びに高等専門学校の評価をGPAに換算して2.5以上、3段階評価大学および短期大学並びに高等専門学校の評価をGPAに換算して2.0以上の者

・出身大学長等が推薦する者。出願には大学長または学部長等、短期大学長または学科長等、高等専門学校長の推薦書が必要となる。

 

 

要するに、大学or短大・専門学校を卒業して、ある程度の成績を取っていた人ならば、その学校の推薦さえもらえれば誰でも受験することが出来ます。

 

GPAは2.5前後が平均なので、決して難しいものではないでしょう。

 

・試験の概要

科目
小論文…100点
面接…100点
計200点

 

合格者/受験者
2020年…2/9(4.5倍) 2019年…4/8(2倍) 2018年…3/13(4.3倍)

 

倍率も低く、試験内容も面接と小論文のみなので、社会人から受験するのならかなりのチャンスであると言えるでしょう。

 

 

一般入試だと、5倍前後は毎年あるため、なかなか合格しづらい現実があります。
これは現役生や浪人生にとっても同じなので、こういった枠を活用できるのならばしたほうが良いです!

 

ただし専願が条件であるため、他の大学に仮に受かったとしても、酪農学園大学に受かったなら進学しなくてはならないので気を付けましょう!!

 

 

とはいえ一般入試等で入学するよりも圧倒的にチャンスなので、積極的に活用したほうが良いと思います。

 

 

 

日本獣医生命科学大学

 

社会人特別選抜

4年制以上の大学卒業者を除き、出願時において、社会人として3年以上の実務経験を有しており、高等教育機関に在籍していない者のうち、次のいずれか一つに該当する者。

⑴ 高等学校又は中等教育学校を卒業した者。
⑵ 通常の課程による 12 年の学校教育を修了した者。
⑶ 外国において、学校教育における 12 年の課程を修了した者。
⑷ 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した、在外教育施設の当該
課程を修了した者。
⑸ 文部科学大臣が指定した者。
⑹ 「高等学校卒業程度認定試験」(旧大学入学資格検定)に合格した者。
⑺ その他本学において、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者。

 

まあ色々書いてありますが、大学を卒業していない人で、高校を卒業しており、かつ社会人として3年以上働いた経験があればOKってことです。

 

・試験の概要

科目
小論文、基礎学力試験(英語・数学ⅠA)、面接の3つ

合格者/受験者
過去数年間で合格者なし

 

これは大学を卒業していない人向けの試験方式ですが、なんと過去数年間で合格者が一人もいません。

 

毎年数人~十数人が受験していますが、本当に一人も合格していないのです!
僕もその結果を見て驚きました。

なのでこの枠に関してはあまり現実的とは言えないでしょう。

 


正直言って合格者を出す気があまりないような気さえします…

 

またこれは大学を卒業している人は受験できないようなので、一度大学を卒業している人は、次に紹介する”特別選抜学士”を受験することになります。

 

 

・特別選抜学士

4年制以上の大学を卒業した者及び 2021 年 3 月卒業見込みの者。
上記と同等以上の学力があると認められた者。

 

・試験の概要

科目
1次試験…小論文、・学力試験(記述試験)「英語」・「生命科学関連科目」、書類選考
2次試験…面接

合格者/受験者
2020年…合格者なし  2019年・2018年…1/12(12倍)

 

こちらは、過去に1人ずつ合格者が出ています。

一般入試と異なり、必ず合格者を出すというよりは、基準を満たしている受験生がいれば合格を出すという感じでしょう。

 

 

やはり私立の獣医学科で最高峰の大学です。そう簡単には合格を貰うことは叶いません。

 

僕が思うに、日獣に関しては、学士枠も社会人枠も現実的ではないように感じます。

 

確かに合格者は少なからずいるのですが、それもかなりレアであるため、先に紹介した酪農学園大学を受験したほうが得策かと思います。

 

もしくは、他の受験生と同じように、一般試験や共通テスト利用方式にて受験したほうが合格可能性は高いように感じます。

 

 

特別枠での受験をすることのアドバンテージが少ないのが日獣の特徴ですね。

 

 

北里大学

学士編入選抜試験

原則として4年制以上の大学(外国の大学を含む)を卒業し、学位(学士)を取得した者及び2022年3月31日までに取得見込みの者

学士入学者選抜試験の目的
獣医学以外の専門分野を修めた幅広い視野を持つ獣医師の育成を目的とする。

入学年次
2年次を原則とする。

 

 

・試験の概要

第1次試験

・基礎学力試験
英語、数学、理科(物理、化学、生物から1科目を選択)

・書類審査

 

基礎学力試験について
英語はコミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱの範囲で、数学は数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学Bの範囲で、理科は物理基礎、物理、化学基礎、化学、生物基礎、生物の範囲で出題される。

 

第2次試験-第1次試験合格者のみ-

・面接
・書類審査
等により入学志願者の能力・適性等を総合して判定する。

 

合格者/受験者
2020年…5/14(2.8倍)  2019年…3/7(2.3倍) 2018年…5/20(4倍)

 

北里大学の獣医学科のみ、学士枠で合格すると2年次からの編入になります。

 

正直一度大学を出ている人からすると、1年生から完全にやり直すのは少々しんどいかもしれません。

ただでさえ6年間も学生生活があるので、ここを短縮できるのは大きいメリットですね!

 

 

また試験内容もベーシックなものとなっており、かつ倍率も一般試験と比べるとかなり合格しやすいと言えるでしょう。

 

また他の大学の学士枠と比べてみても、割と合格しやすいと言えるでしょう。先に紹介した酪農学園大学と同じくらいです。

 

もし、大学生活を短縮したいという思いがあるのなら、迷わず北里大学の学士枠を受験したほうが良いと思います!

 

 

そしてこの学士枠においても、一般試験の難易度と割と相関しているような気がします。

 

私立獣医学科の最高峰の日本獣医生命科学大学は相変わらず合格者が少なく、北里大学や酪農学園大学は合格しやすい。

 

この後に紹介する麻布大学はその中間といった具合です。

 

とはいえ一般試験よりははるかに倍率は低いんですけどね!
チャンスってことですよ!!

 

麻布大学

社会人特別入学試験

※専願であること

獣医学部は「大学(4年制)卒」以上を除く。かつ1995(平成7)年4月1日以前に生まれたもの。
なお、出願時に在職している者(在職証明が可能な者)

 

・試験の概要

・基礎学力を判定するペーパーテスト
[英語、数学、理科の3教科]
英語:コミュニケーション英語Ⅰ・英語表現Ⅰ
数学:数学Ⅰ・数学A(『場合の数と確率』のみ)
理科:「生物基礎」又は「化学基礎」のどちらか1科目(試験会場で選択)

・小論文

・面接

 

合格者/受験者 
2020年 0/1(合格者なし)

麻布大学の社会人枠も大学を卒業していない人限定で募集しています。

日本獣医生命科学大学と同じですね。

 

また合格者の詳細が去年の結果しか現在公表されていないため、一概には言えませんがやはり合格は厳しそうです。

 

志望者が少ないのもありますが、この枠はあってないようなものと捉えたほうが良いかもしれません。

 

 

学士特別入学試験

大学(4年制以上)卒業の者又は2019年3月卒業見込みの者

1年次に編入

 

・試験の概要

・基礎学力を判定するペーパーテスト[英語、数学、理科の3教科]
英語:コミュニケーション英語Ⅰ・英語表現Ⅰ
数学:数学Ⅰ・数学A(『場合の数と確率』のみ)
理科:「生物基礎」又は「化学基礎」のどちらか1科目(試験会場で選択)

・小論文

・面接

合格者/受験者
2020年 7/24(3.4倍)

 

やはりねらい目としては学士枠での入学となるでしょう。想像以上に受験者数は多く、そして合格者も結構います。

 

確かに僕が在学時も、学年の1割弱くらいは学士編入の人がいたように思います。
一度大学を出て、社会人として働いている人が、30代になってから、時には40代になってから入学してきます。

 

 

麻布大学はそういった再チャレンジの人にとっても門戸を広く構えています。
是非考慮に入れてみてください!

 

一般試験が8~10倍の倍率を誇ることを考えると、3~4倍という数値はかなり入りやすいと言えると思います。

 

 

 

岡山理科大学

獣医学科総合型選抜

概要・趣旨

岡山理科大学の総合型選抜は、本学を第一志望とする専願制で、エントリー資格を満たせば自らの意志で志願し受験できる公募型の入学試験です。

入学者選抜の基本方針に則り、学部・学科が示す能力・適性や意欲、目的意識等を多面的に評価します。

 

エントリー資格

以下1.~3.のいずれかに該当し、総合型選抜の趣旨を理解し、志望意志が特に強い者。
[※学校長の推薦は不要。本学専願者に限る。]

1.高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)を卒業した者(2021年3月卒業見込みの者を含む)。

2.通常の課程による12年の学校教育を修了した者(2021年3月修了見込みの者を含む)。

3.学校教育法施行規則第150条の規定により高等学校を卒業した者と同等以上の学力が認められる者及び2021年3月31日までにこれに該当する見込みの者。

 

 

試験の概要

一次選考
書類審査(提出された基礎資料(共通課題•学科課題•活動実績報告書)及び調査書による)

二次選考
個人面接(基礎的な試問、共通課題•学科課題•活動実績報告書に対する質疑)(30分程度)
プレゼンテーション(学科の指定するテーマについてのプレゼンテーション)(20分程度)

 

試験の結果(2020年)

学部・学科 募集人員 エントリー 採択者数 志願者数 合格者数 競争率
理学部 全学部合せて
94名程度
193 111 110 110 1.0
工学部
総合情報学部
生物地球学部
教育学部
経営学部
獣医学部

 

 

総合選抜では、獣医学科のみの結果は公表されておらず、あくまで他の学部との合算にて公表されています。

 

競争率が1.0倍となっていますが、これは一次試験と二次試験の両方を通過した人のみが正式に志願することができ、かつ基本的に志願した人は全員が合格しているためです。

 

要するに、総合選抜ではおよそ2倍の倍率ということです。

そして獣医学科単体での倍率は公表されていないため、もしかしたらもう少し倍率は高い可能性があるということです。

 

 

またこれから年数が経ち、より受験者が増えていけば、更に狭き門になる可能性があるということです。

 

ある意味では今が一番のチャンスってことですね!

 

まあ岡山理科大学に関しては、獣医学科ができてからまだ年数がそこまで経っていないことから、分からないことが多いです。

 

それは一般試験においても同様で、合格者の最低点なども全く公表されていません。

 

とはいえ、合格者を多めに出していることから、ここから数年間は合格しやすい状態が続くのではないかと個人的には思っています!

 

 

 

特別選抜試験に言えること・思うこと

僕がこういった社会人向けの選抜方法について調べていく中で思ったことがいくつかあります。

 

というのも私立の獣医学科のいくつかでは、学士選抜と社会人選抜の2種類が存在しますが、

 

まず、”社会人枠はあってないようなもの”ということです。

 

 

そもそも大学を卒業していない人が獣医学科を目指す時点でかなり厳しい戦いになりますし、そういう人はかなり稀有でしょう

 

 

僕の大学でも、150人いた同期の中で、大学を卒業していない人は一人もいませんでした。最低でも皆4年生大学を卒業した経歴を持っています。

 

 

目指す人がそもそも居ないこと、そしていたとしても獣医学科のレベルに到達できる人はほとんど居ないことが相まって、

 

社会人枠はほぼあってないようなものということになっているのでしょう。

 

 

となると、やはり学士枠での合格が現実的となるわけですが、これも大学によってかなり違いがあります。

 

例えば、日獣なんかはほとんど合格者は出ていませんし、日本大学ではそもそも実施していません。

北里大学や酪農学園大学では合格者が割と多く出ており、麻布大学はその中間といった具合です。

 

 

ねらい目としては、北里・酪農学園・麻布大学の3つだと個人的には思います。

ただし専願を基本とする大学もあるので、受験校については慎重に考える必要はありそうです。

 

 

一般入試vs特別枠入試の実態

 

実際僕が麻布大学に入学して、30代40代で獣医学科に入ってきた人達から聞いた話では、やはり一般入試よりも特別枠で入ってきたケースのほうが圧倒的に多いです。

 

というのも、やはり一度受験勉強から離れた人が、再度受験勉強をするのは大変だからです。

 

彼らの時代から、課程も教科書の内容も大幅に変わっていますし、また予備校に通って1から始めるのはどうしても時間が掛かります。

 

 

獣医学科を卒業したばかりの現在27歳の僕でさえ、今からもう一回大学受験の勉強をしろって言われたら、ちょっと大変です(笑)

在学時のバイトで、受験生に勉強を教えているときでさえ、自分の時とは教科書の内容が違うことがあり、戸惑っていたくらいですから。

 

 

また一概には言えませんが、記憶力の問題もあるでしょう。
多少の衰えを感じてしまう場合も少なくないでしょう。

 

現実として、現役生や浪人生に比べて不利な点が多いのが社会人からの受験です。
同じ土俵で戦うのは、やはり少々しんどい部分もあります。

 

 

 

だからこそ、面接や小論文、社会人としての経験を重視される社会人枠・学士枠での受験方式のほうが良いと思うのです。

この方式ならライバルも同じような経歴の人ですし、数学や英語・理科時にはそれ以上の科目を勉強する必要がなくなります。

 

 

せっかくの特権ならば使わない手はないと思います。

 

 

そして僕が不思議に思ったのが、

「一般入試に比べて倍率が低く、現役生や浪人生と戦わなくても良いのに、どうしてこんなに志望者が少ないんだろう」

ってことです。

 

僕が思うにその答えは、

本当は獣医師になりたかったけど諦めてしまった人、挑戦したいけど一歩が踏み出せない人は、冗談抜きで実際に受験した人の100倍はいるのではないかということです。

 

 

だから実際に挑戦した人は、その時点でかなりの上位層であり、その勇気と行動力があるから、合格はもうすぐそこにあるのではないかと。

 

少なくとも僕がこれまで出会ってきた人の中でも獣医学科に本当は行きたかったと言う人は、10~20人はいました。

 

それくらい諦めてしまう人がたくさんいるのが獣医学科です。

 

金銭面や学力面でのハードルも大きいですが、やはり一度諦めた夢、年齢を重ねてから再挑戦することは、とても大変なことです。

 

僕はその再挑戦することへの心理的ハードルを乗り越えられるかどうかが一番大きな問題ではないかなと思いました!

 

ちなみに学費については以下の記事を参考にしてみてください!!

僕が実際に掛かった費用なども紹介しているので!

【学費】獣医学生の生活費ってどんなもん?【麻布大学】【獣医学科】皆さんこんにちは! 最北端獣医師のノスケです!僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業し、現在は日本最北端である稚内で牛の獣医師を...
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まとめ!

・国公立大学は特別枠が全くない!

・私立獣医学科は、学士枠と社会人枠があるが、実施している大学としていない大学がある!

・ねらい目としては学士枠で、北里・酪農・麻布あたり

・30代40代から受験する行動力があれば、その時点でかなりトップ層にいる

・諦めなければ、チャンスは思っている以上にある!

 

僕もかつては一度諦めようとしたことがありますが、今となっては挑戦して良かったと思っています!

 

そして30代40代から入学してきた人たちは、今では立派に獣医師として働いています。

もはや歳を感じさせないです。

 

そしてそのためのチャンスも思っている以上にあります。
あとはそこへ踏み出す勇気だけです!!

 

是非この記事を参考にして、大いなる一歩を踏み出してください!!

では!!

獣医学科受験に再挑戦しようか迷っている人へ【絶対にすべき!】皆さんこんにちは!最北端獣医師のノスケです! 今回の記事ではこんな風に思っている人たちに向けての記...