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獣医学科の受験情報

今の時代は獣医学科に入りやすい??~獣医学科場バブル~

皆さんこんにちは!最北端獣医師のノスケです!
僕は2020年に麻布大学の獣医学科を卒業し、現在は日本最北端の地で牛の獣医をやっています!

 

僕が受験生だったのは6年前で、そのころと今の獣医学科、さらにはそのまたさらに昔と比べると獣医学科受験も色々と変わってきてるなあと思います。

 

もちろん問われる資質や、試験問題の難易度などはほとんど変わっていませんし、合格に必要なことも変わっていません。

 

 

ですが獣医学科受験そのものの難易度は変化しているという風に感じます。そしてその変化は現在獣医学科を志す人にとっては追い風となっているのです。

 

 

今回はそんな獣医学科受験について見ていきましょう!!

 

 

 

獣医学科には入りやすくなった!?

まずはこの事実を知ってもらいたいです。獣医学科は以前より確実に合格しやすくなっています。それは10数年前よりも、そして僕が受験生だった数年前よりもです。

 

 

当然難関であることには変わりないのですが、その中でも獣医学科に合格することは以前よりも簡単であると思います。

 

 

とくにこれは生物や化学を選択し、それで受験しようとしている人たちにとっては特にそうだと思います。

 

 

そして僕がこのように考える理由はいくつかあります。

代表的なものとして、

①獣医学科の増加に伴い、合格者が増えている!

②物理受験を不可とする大学が出てきたため、難易度の格差がなくなった!

③10数年前の獣医師ブームが落ちついてきて、倍率もそこまで高くない!

④これまでより受験回数がふえ、チャンスが倍増した!

 

などが挙げられます。1つ1つ具体的に見ていきましょう。

 

 

 

 

理由①獣医学科の増加に伴い、合格者が増えている!

 

まあこれに関しては皆さんもご存知の通り、岡山理科大学が獣医学科出来たことが大きな要因ですね。

 

 

単純に獣医学科が増えたため、入学者が例年より150人程度増えています。これまで1000人くらいしか毎年獣医学科に入れなかった事実を考えると、かなりの増員になります。

 

 

 

とはいえ他の大学がそれに伴い、入学者の数を減らしたというわけでもないため、純粋に入学者が増えて、チャンスが増えました。

 

 

 

理由②物理受験を不可とする大学が出て、難易度の格差がなくなった!

これに関してはかなり大きい変化だなと個人的には思います。

 

 

かつて多くの大学において、理科の科目が物理・生物・化学から1科目選択という方式でした。要するに理系の人ならどの科目でも受験できたわけです。

 

 

しかしこれには問題がありました。それは”問題の難易度格差”です!生物や化学に比べ、物理が圧倒的に簡単だったのです。

 

 

これは赤本にもそのように書かれていましたし、実際に物理で受験した友達も言っていました。要するに物理受験者が有利なのではないかということです。

 

 

 

獣医学科を目指す人の多くは生物や化学専攻の人が多く、多くの私立大学では生物や化学がやたら難しいため、物理の人に比べ点数が低いのです。

 

 

 

ただでさえ少ない獣医学科の席にそのような格差が存在すると、一気に難化します。

 

 

 

それが現在では、麻布大学・日本獣医生命科学大学・酪農学園大学において物理選択が不可となったため、そのような格差がなくなりました。

 

生物・化学選択者にはかなり追い風となるのです。

 

 

まあ物理選択者にとっては、良いニュースではありませんが…。(笑)

 

 

 

 

理由③10数年前の獣医師ブームが落ちついて、倍率も下がった!

 

知っている人も多いとは思いますが、1990年代と2000年代に動物のお医者さんという漫画とドラマが世に出て、一気に獣医師ブームが来たのです。

 

たくさんの人が獣医学科に憧れ、そして獣医学科を志しました。

 

 

 

その結果獣医学科の倍率が跳ね上がり、今では考えられないくらいの高倍率となりました。

私立大学なんかは10倍20倍は当たり前で、日本獣医生命科学大学なんかは、後期試験の倍率が108倍にもなったということもあります!(笑)

 

 

煩悩か!!

 

 

だから、現在の10倍もいかない倍率は、当時に比べたら全然マシだということです。

まあそれでも十分高いんですけどね(笑)

 

 

 

 

理由④これまでより受験回数がふえ、チャンスが倍増した!

 

現在は受験の日程がかなり増えたと思います。それは6年前の僕の時代と比べてもです。

 

 

 

例えば、日獣もかつてはこんなに試験回数はありませんでしたし、新設された岡山理科大学なんかは一般試験だけで最大7回も受験できます。

 

 

受けようと思えば、獣医学科だけで10回以上受験チャンスがあるんです。センター利用形式も加えれば20回ぐらいあります。

 

 

チャンスが増えれば、単純に合格可能性も上がります。

 

 

 

だからこそ絶対に獣医学科を諦めてはいけない!

 

受験生の時は、獣医学科って自頭のいい人が入るもんだと思っていました。だから努力してもあんまり意味ないのかなって思っていました。

 

 

でも獣医学科に入って、自分自身そして周りを見て知りました。獣医学科は努力家の集団です。天才タイプは1割くらいしかいません。

 

みんな自分に足りないものを努力で補ってきたんです。

 

 

 

だからみんな割とポンコツだったりしますよ(笑)
もともとは数学も偏差値50以下だったり、生物は好きなだけで全然できなかった人とかたくさんいます。

 

 

それで現役時にはボコボコにされて、それでも諦めず1~2年、時にはそれ以上浪人して努力して、やっと合格している人もたくさんいます。

 

 

実際僕も数学も生物も返偏差値50ちょっとくらいから、努力して偏差値70以上までもっていきました。

 

でも相変わらず計算は苦手ですし、濃度計算なんて頭がフリーズしそうになります(笑)

 

 

それでも受験は努力でカバーできます!!
だからこそ、諦めないで努力してほしいのです!

 

 

それに今はこれまでで一番入りやすい時期なんです!これを逃す手はないんです!
1年2年の遠回りが何だというのでしょうか。

 

 

実際僕の同級生にも、浪人したくないという理由だけで獣医学科を諦めていった人がたくさんいます。確かに浪人して辛い思いをしたくないでしょう。

 

 

でもそのあとにずっと後悔し続けることのほうがよっぽど辛いんですよ。

 

 

 

 

 

一度別な道に進んでから再チャレンジする人も多い!

 

獣医学科にはいろんな人がいますが、一度社会人を経験してから入ってくる人もたくさんいます!

 

例えば、もともと放射線技師をやっていた人や、もとDJの人、実家の農家を継いでいた人、遊びまくってた人、薬学部から入りなおした人、もともと医者だった人なんかもいます。

 

 

それくらいバラエティに富んでいます(笑)
年齢だって20代後半や30代、40代の人だっています!

 

その人たちのチャレンジに比べたら、10代の1浪や2浪なんて大したことないですよね?

 

 

年をとればとるほど挑戦することは難しくなってきます。
せっかく獣医学科に入ろうと思い、頑張ったのですから、合格できるまで頑張りましょう!

 

 

 

今がちょうど獣医学科バブルです!この時代に受験生でいられることがどれほど幸せでラッキーなことか!

 

 

それを忘れちゃだめですよ!

 

 

 

まとめ

現在の獣医学科受験

・現在は近年で最も獣医学科に入りやすい!
・特に生物・化学受験者にとっては追い風となっている
・獣医学科には皆努力の積み重ねで入ってきている
・君の想像以上にいろんな人が獣医学科には存在する
・その人たちの挑戦に比べたら、1年2年の浪人なんて屁でもない!
・絶対に諦めずに挑戦しよう!!